11月2011

世界遺産じゃないよ、ウユニ塩湖



オラッ!
ウユニ塩湖2日目です。
きれいな夜空を見たので、もちろん朝はゆっくり・・・と思っていましたが、意外にもヤンピンが早起きをして朝日とリャマと写真を撮っていました。珍しいことです。ヤンピンが私より早く起きることなんて、月1回くらいです。「こんなに早くに起きて何すんねんっ!」と、何度言われたことか。

そんな珍しい朝を向かえ、今日は朝からトゥヌパ火山でトレッキングをました。途中、プレインカ時代と思われるミイラのいる洞窟を見たりしましたが、なんといってもウユニのこの景色に感動です。3700mあるところでのトレッキングはさすがに辛かったです。私は、少し上ると息が切れてしまうのに、一緒に行ったドイツ人のフレッグはタバコを吸う余裕を見せていました。高血圧で降圧剤を常用し、タバコを吸い、私達がヒクような悪いジョークを1日何度もする人だから、体の作りが違っているんだと思います。そんな彼ですが、私達に合わせてトレッキングをしてくれていました。そんなこんなで4000mまで登り、引き返してきました。4000mしか登らなかったけれど、そこから見た景色は絶景でした。



ウユニ塩湖の真ん中ほどにある「魚の島」です。遠くから見ても魚の形に見えなかったので、何で魚の島なのか分かりませんが、ここにはサボテンがいっぱい生えています。それがまた良かったです。この島のてっぺんに行くだけで30B必要ですが、それだけの価値があるところでした。少しゆっくりしたかったのですが、私のお腹がトイレを連呼していたので、渋々降りることになりました。

魚の島からウユニの町へ戻る途中に穴がポコポコ開いているところがあり、そこでクリスタルソルトが採れました。


ヤンピンは、ドライバーとでっかいものを採ろうと必死です。右のものが採れたのですが、持って帰るには重たいので、1/3にして持って帰りました。この塊の裏は、黒やら紫、黄緑色になっており、ドライバー曰く黒いところがリチウムとのことでした。これを採ることが盛んになれば、この景観が崩れることは間違いなさそうです。そうならないことを切に願います。



ここは、塩水が湧いているところです。ただ湧いているだけなんですが、何となく良かったです。

ウユニ塩湖は、塩なのでお日様の照り返しがハンパじゃないので、サングラス、帽子、日焼け止めが必須です。初めてこんなにサングラスを長時間つけて思いましたが、サングラスが似合いませんでした。2人とも。

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リチウムの宝庫、ウユニ塩湖

オラッ!
やっとですが、1泊2日ウユニ塩湖ツアー開始です。
まずは、ウユニの町から30分もしない距離にある、列車の墓Cementerio de Trenesです。廃棄された機関車達が並んでいるだけですが、何だか絵になるところです。標高が高いことを忘れて、色んな機関車の上に乗ったりしていまい、息が随分とあがってしまいました。

 

ここから、ウユニ塩湖です。ウユニ塩湖に入った瞬間この景色っ!!

 

 

数万年前からある世界一の塩湖です。120km×100kmの大きさで、20億トンもの塩があるそうです。塩だけかと思ったいたら、深さ150mのうち5mほどが塩でその下は塩水だそうです。この上をランドクルーザーで走っているのが、少し怖くなりましたがこの景色で緩和されました。そして、塩以外にも大量のリチウムなどが見つかっているとのことです。その量は、世界の半分があるらしく、世界的に熱い視線が注がれているらしいです。そんなところに、私達は立っていました。

 

 

塩でできたホテルが有名で、日本人は好んでそのホテルに泊まるとのことでしたが、そうするとトゥヌパ火山などのトレッキングなどで時間があまりとれないこととそんなに興味がなかったので、ランチだけ済ませてトリック写真です。意外に難しかったので、ベタにヤンピンをを踏みつけてみました。みんなここでは必死にトリック写真に挑戦していました。

トリック写真が面倒になり、次に向かったのがトゥヌパ火山。そのふもとに小さな村があり、そこでの宿泊となりました。その山もそこの景色もいい感じです。

素敵な夕焼けでした。夜空も素敵で、天の川がはっきり分かるくらいです。流れ星も時々見ることができますが、寒いのが難点でした。それに加え、私の夜空の写真を撮る撮り方を知らなかったことが後悔でした。次のスポットまでには克服できるようにしておきます。

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ウユニに到着っ!

ウユニにです。塩湖ではないです。ただの町です。標高3660mというから、富士山と100mほどしか差がないところです。着いてから翌日の朝起きるまで全く症状がなかったが、朝からやや頭のしめつけ感がありました。ヤンピンと違い偏頭痛なるものを1度も経験したことのない私にとっては、嫌な症状です。その症状は1日続き、寝る前まで続きましたが、3日目には高度順応したのか無症状でした。

ウユニ塩湖へのツアー会社が多くあるこの町では、客引きが熱を上げています。部屋までツアーの勧誘に来たりして若干迷惑でしたが、インドを思い出し少し懐かしい感じもしました。ツアーはどれも似たような内容だったので、ご飯が美味しいと評判のところに90%決定です。私のブログは食事のことが多いとご指摘を受けましたが、天気と食事に町の印象や満足度が左右されることは確かです。なので、どうしてもそれが反映されたものが私のブログなんです。ということは・・・太ることも始めから分かっていたことなのかもしれません。しかし、最近は腹八分を覚えましたので、更なる体の膨張を食い止めることができていると思います。

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ウユニへの道

オラッ!
朝7時45分出発のはずが、8時過ぎにサンペドロデアタカマで出国手続きをし、終了したのは10時過ぎ。そこから1時間で一気に標高4000mのボリビアの国境です。こんなにイミグレーションが遠いのもびっくりですが、一気に4000mもびっくり、しかもそんなところにイミグレーションがあるのもびっくりです。そりゃ景色もガラッと変わります。アンデス山脈の5000m級の山々が高く感じないところとなりました。ということは、そうです。酸素が薄いです。ダイアモックスが効果を発揮しているので、頭痛などありませんが常に深呼吸と頻尿との戦いです。何回もドンデ エスタバニョ?と尋ねたか・・・。ある時は国境でバニョを貸してくれずヤンピンが「けちっ!」と怒鳴ったり、ある時は5軒くらいお店を回ったり、ある時は雄大な景色に向かって・・・。大変でしたが、5000m付近でもチャーラーヘッチャラーで写真をパシャパシャ撮ることができました。

この辺りには塩湖がたくさんあり、白く結晶化したところもあれば、きれいな水色みたいなターコイズブルーみたいな塩湖や赤い塩湖がありました。赤い塩湖にはフラミンゴがおり、自覚しない高山病だったかもしれませんが、今まで見た中でも1番ピンクだったように思います。きれいでした。
写真には撮れなかったが、リャマもいました。アルパカと何がどう違うのか分かりませんが、多分リャマです。羊がいるかのように、リャマがいました。白い奴、茶色い奴、黒い奴、混合色の奴、色んなリャマがいるのを初めて見ました。羊かヤギ感覚で飼っているようでした。毛糸にもなるし、食料にもなるみたいなので、羊感覚でもおかしくはないですが。

乾燥した大地を走り、写真スポットがあれば、5~15分ほど止まって写真大会。町があれば15~20分の休憩し、再び砂煙を上げてランドクルーザーが走ります。川を車で渡り、橋を渡り、合計10時間のウユニへの移動でした。日本のTOYOTAランドクルーザーの質が高いせいか、悪路と聞いていた道はあまり揺れがなく、乗車メンバーが各々のipodに入れている曲を流しながらの快適な移動でした。ロケーションからいっても贅沢な移動ルートでした。難点は、頻尿だけでした。

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