ボンジュール!
モロッコのチキシェータというドレスみたいなものです。トルコで知り合った友達のお家にお邪魔をした時に着せてもらいましたが、ほとんどきせかえ人形状態でした。ピンクのチキシェータ、黒とベージュ、白、紫、、黒、ヒョウ柄のジュラバなど着ました。1つの衣装に20枚ほどの写真を撮りながら、時には歌ったり、(頬に)キスをしたりと大忙しです。さすが女の子達です。モデルみたいだとお世辞を言ってもらったりして気分良くなりましたが、帰って写真を見ると・・・。チキシェータに着せられているようでした。
ファッションショーみたいなことをしている間に、お母さんが作ってくれたモロッコ料理が冷めそうでした。名前はわすれましたが、これがめちゃめちゃ美味しいっ!! みんなでフォークでつついて食べました。
ハッサン2世モスクの昼は、こんな感じです。夜に見るより彫刻やタイルがキレイでした。やはりムスリムではないので、中には入れませんでした。ガールズトークって止まらないもので、ここでも続き、観光よりガールズトークに華が咲きました。こういう時男の子は、つまらない顔をしています。1人の女の子が大の写真好きだったので、ヤンピンは100枚ほど専属カメラマンのように撮っていました。
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7月2011
アッサラーム!!
じゃじゃ~んっ!!! バッグパックちゃんですっ! 2週間ぶりのご対面です。何となく少し小さくなった気がしましたが、中身は無事でした。荷物の捜索本部やらと何度となく面倒なメールでのやりとりをした結果、帰って来ました。マラケシュからカサブランカの空港まで3時間半、ノルウェーの親子連れと仲良く列車の旅をしてやってきました。3歳のかわいい女の子から「男の子(ヤンピン)は6歳?」と言われましたが、へこたれず空港へ行き、バッグをピックアップしました。2週間です。長かったです。その間に私達はサハラ砂漠へ行ったりしましたし、なでしこジャパンがW杯で世界一になりました。モロッコ滞在を2週間も延長してしまったりして・・・。仕方ないので、バルセロナへ行くことにしました。
カサブランカは、観光地でもないのですが、トルコで出会ったモロッコの人と再会できればと思って少し滞在しました。とっても陽気な人で、日本にも来たことがあるとのことでした。そのときに日本人に親切にしてもらったからと、とても日本人にフレンドリーです。出会いって大事ですね。この連鎖で世界が平和になればいいのになぁと思ったりします。シンプルだけど難しい。
世界第3位の大きさを誇る「ハッサン2世モスク」です。カサブランカと言えば、このモスクだそうです。大きいっ! キレイっ! 迫力がありますっ! ラマダンの時には、モスクの広場が人で埋め尽くされるそうです。想像しただけでも凄いです。ムスリムではない私達は、外から眺めて楽しみました。
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アッサラーム!
私達のバッグパックが見つかったらしく、マラケシュを発つことになりました。最後だということで、フナ広場でいつも遠くから見ていたお猿さんと記念に写真を撮ったり、スークの中をうろちょろしてみたりしました。世界3大ウザイ国だということをモロッコに来て知りましたが、エジプトのピラミッドに比べると大したこともなかったですし、何となく人柄の良さが出ている感じでした。家の近所にあった「Cafe Stay Happy」の方からモロッコは危険だと聞いていましたが、何のトラブルもなく・・・ロストバゲッジは抜きにして、トラブルはなかったですね。バスでスリをしようと私のポーチのファスナーを開けている人がいましたが、ファスナーを開けているときに気付いてしまいました。下手でしたね。
右の写真は、モロッコで買った石鹸です。泥みたいな、醤油だしをゼラチンで少し固まらせたようなものですが、ちゃんと泡立ちますし、何よりお肌がしっとりします。日本を出てからというもの乾燥している海外の空気のため、私のかかとがゾウの肌のような状態になりました。何のお手入れもしてなくても、ちゅるちゅるだった唯一のチャームポイントが無残な姿になり、クリームを買いたいとヤンピンにお願いをしていましたが、このせっけんを使い出した途端にちゅるちゅるに戻りましたっ!! バッグの件は、私達をイライラさせましたが、こんなうれしい贈り物もありました。こんなことのように、いつでも楽しくなるようにできているのかしら? どんな時間も同じ時間が過ぎるのだったら、楽しく過ごしたいものです。
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アサラームアレイコム!
砂漠からマラケシュに帰ってきた翌日、ホテルにカサブランカの空港にバゲッジちゃんがいるとの連絡があったそうです。見つかった興奮を抑えきれず、すぐにカサブランカの空港に連絡すると、カサブランカに青いバックパックがありますとのこと。やった~!! やったよ!! やっと帰ってきたのかぁとテンションは一気に上がりましたが、つい数時間前にカサブランカ発のチケットを2週間延長したところでした・・・。それに、1週間前もバッグパックが届いたという連絡で空港まで取りに行くと、なかったりしたので、正直素直に喜べない・・・。ここは、もう一度確認してからが良さそうだ。
そんなバッグパックを待つマラケシュで、随分顔見知りも出来、いつも行くジューススタンド屋さん、屋台、ケバブ屋さん、何をやっているか分からない陽気なおじさんに挨拶するのが日課のようになっています。そんな中、気持ち悪くて手が出なかったエスカルゴに挑戦してみました。1つ取ってほじってみると・・・まさにカタツムリでした。ちゃんとツノもあって・・・感触も少しふにょっとしてて・・・2つが限界でした。ヤンピンは美味しいとペロッと1皿平らげてくれました。周りでは、1人1皿を談笑しながら食べていました。
他にも乾燥したカメレオンがあり、インテリアや黒魔術、薬に使えると教えてくれましたが、日本への持込ができないと丁重にお断りをしておきました。ゲテモノは全く無理ですね。
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アッサラーム!
こんな砂漠に近いところに4日もいると、暑さにも慣れるものです。40℃を上回る暑さの中、暑さでPCが壊れるんじゃないかという不安を抱えながらネットも普段どおりにしていました。っというか、この砂漠を背にいている小さな村にも日本の方が経営しているホテルがあり、鯖丼やからあげを食べることが出来ました。随分癒されました。シュックラン♪
もうモロッコを発つ日が近づいてきましたが、バゲッジが見つかったという連絡がないです。ある人には、浮気してるんじゃないかと言われましたが、そんな度胸もないバックパックちゃんだから、そんなことないはず・・・。タバコも酒もしないが女はする子っ!? そんなはずはありません。もう少し待っててあげるから帰っておいで~!!
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ボンジュール!
砂漠で1晩過ごしました。夜中は、涼しいというよりも寒くて毛布を被ってました。らくだのにおいがしてきたので、やはりらくだに乗っているときにお尻に敷いていた毛布が使われているんだぁと思いながらも、寒さには勝てなかったです。明るくなったら嫌でも目が覚めるだろうと思っていましたが、起きたときにはすでにお日様が昇っており、朝日を見過ごしました・・・。仕方ないですね。1杯ティを飲んで宿に戻りました。
帰りもらくだです。今日もジミちゃんは調子がいいみたいですが、ヤンピンにやわらかい唇を触られてフガフガしていました。ボブマーリーは、歌い手らしく変な歌を歌っていました。2時間のらくだで床ずれならぬらくだずれをするとのことでしたが、ジミちゃんの配慮なのか、らくだずれすることなく帰ってこれました。
昨日の夜からカメラのシャッターが押しにくくなったり、オートフォーカスの調子が少し悪くなっていたので、砂漠で壊れちゃいかんと死守しながら帰ってきました。着いて、少し掃除をすると、良くなりました。防塵防滴のコンパクトカメラが・・・あのバックパックがロストバゲッジになってなかったら・・・と、頭をかすめましたが、砂漠は楽しかったです。
ポチッとバックパックが帰ってくることを願ってください。浮気をするような子じゃありません。
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アッサラーム!
モロッコ最大のイベント、サハラ砂漠です。ワルザザードから6時間ほどかかりました。遠いですが、おしっこが1日2回くらいに減りますが、気温が45℃を超えていますが、来た甲斐がありますっ!! この砂漠ですよっ!! ロストバゲッジが何だいっ! やってやる~っ!! と、テンションがあがります。
夕方6時にらくださん達がかわいい顔をしてやってきました。私は、ジミ・ヘンドリックスことジミちゃんに乗りました。ヤンピンは、ボブ・マーリーでした。このらくだが揺れる揺れるっ!! 水は何とか飲めましたが、ファインダーなんてのぞけないです。これが2時間ですが、砂漠の暑さも慣れたためか、きれいな景色を見ているとあっという間でした。風紋、砂丘、影、らくだの糞・・・。
テントに着くと、夕食のタジンを食べて、砂の上に引かれた布団の上で寝ました。もちろん、満天の星の下です。あっ北斗七星っ! さそり座っ! 流れ星っ! 人工衛星っ!! 「俺が1番最初に見つけた~。」と、ヤンピンがまた変な張り合いをしていました。こんな贅沢な夜はないが、やっぱり眠気には勝てずに寝てしまいました。その頃お月様が上がってきたので、月明かりでほとんど星が見えなくなりました。
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私達の結婚式ではありません。偶然カサブランカからマラケシュ行きの列車の中で会った日本在住のモロッコ人の方と知り合い、その方のお兄さんの結婚式に行ってきました。行方不明のバゲッジちゃんは帰ってくると信じ、ワルザザードまで来ました。砂漠に近くなったため、景色も一変しました。どんどん土壁のような家が増えてきて、砂漠に近づいているような感じです。
結婚式は、夜11時ごろから始まりました。昼間は45℃以上あるから、暑過ぎて結婚式どころじゃないでしょうね。涼しい夜から朝の5時までだそうです。ここへ来る途中にも結婚式をしていました。もうすぐラマダンがあるらしく、みんなラマダン前に結婚式をするとのことでした。
10時ごろからキレイに着飾った女の人がどんどん集まってきました。集まったのは200人以上だそうで、300個以上のパンを準備していました。男の人が少ないなぁと思っていたら、結婚式は男の人と女の人は分かれてするらしいです。普段は、黒の服が多かったけれど、この日ばかりは派手できれいな装飾された服で女の人がかっこよかったです。写真を撮りたかったですが、必死で覚えたフランス語で写真を撮っていいのか聞くと、「ノー」と言われ撃沈したので、脳みそに刻んでおきました。
さあ、始まりました。生演奏がかかると、外で見るイスラムの女の人は控えめそうなのに、びっくりするくらい積極的に踊りだしました。しかも、腰をフリフリして、踊りがうまいっ! 子供もフリフリ、おばさんもフリフリ♪ これが5時までっ!? 一生に一度だもんね、みんな盛り上がるよねぇ。さ~て、そろそろ食事の時間♪と思ったら・・・ヤンピンのお腹いたが始まってしまい、退散することになりました。ちくしょーと思っていると、それを察してくれたのか、サンドイッチをくれました。帰って宿で食べると、めちゃめちゃ美味しかったですっ!! モロッコで食べた肉の中で1番美味しかったですっ!! シュクランっ!!!
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勝手にフランスまで旅していたバックパックちゃん達が2つだけ無事に帰ってきました。そうなると、俄然テンションの高くなる買い物に行かないわけはないじゃないっと、マラケシュの街をブラブラ・・・んっ? これいいですね~、これもいいですね~、あれもいいですね~。も、もしかして、ここも買い物天国じゃないのっ!? テンションは上がります。だって、トルコより安くてかわいい中東系小物がいっぱいやでっ!! ここは、砂漠に行けなくてもお土産を買ってやるっとまではいかなくても、ある程度お土産を買うことに決めました。
マラケシュは、フナ広場を中心にうろちょろしました。そして、このフナ広場が楽しいっ!! コブラはいるし、カメレオンはいる。カメレオンは、干からびたカメレオンもいたりして、なんのために売られているのかも分かりませんでした。マジックしているおじさんもいれば、サルを観光客の肩に乗せて写真を撮らせている人もいる。ここの名物かのようにオレンジジュースがいっぱいっ!! しかも、ごっつおいしいぃ♪ 屋台も美味しいっ!!
これからのモロッコが楽しみで仕方ないですっ!
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7月16日現在、ロストバゲッジしてから6日目となりました。一昨日はマラケシュ空港にラスト1個が届いたとのことで取りに行きました。係員に言って、バゲッジ保管ルームに入ってかわいいバゲッジちゃんを探すと・・・ないっ! ないぃっ!!! なんでっ!? 届いたって言ったやーんっ!! まじでっ!!? 1時間ほど係員にどういうことかと問いただしたが、らちがあかず・・・手ぶらでかえりました。どこに行ったんだぁ~ みんなぁ青いレインカバーの上からパックセイフという金網みたいなものを着ているバッグパックちゃんを知りませんかっ? 多分小さめでかわいいので、すぐ分かると思います。
6日間もいないから、携帯の充電はなくなるし、カメラの充電も危険信号、冬服なし、レインウエアなしの生活です。しかも、一眼レフと望遠レンズを入れていました。一体どこまで旅行しているのか・・・どこかで空気も読まずにかくれんぼでもしているのか・・・。しかし、帰ってくると信じています。ヤンピンの寂しがりや気質が、あのバッグパックちゃんにもあるはずだから、そんなに1人でいられるはずがないっ!! そのはずだっ! 手がかかる子だ・・・ホントに。
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