4月2011
カトマンドゥから約7時間30分、ポカラに着いた~。
「ツーリストバスは、物が盗まれたりしないよ。」と言われたが、すべてのジッパーなどにキーをかけてバスへ乗り込み、着いたら・・・
んっ!? スーツケースのキーが外れているっ!?
まじかよ~と思ったが、そんなこともあろうかと思い、そこには本と歯ブラシ、空のカメラバックと諸々。
そして、な~んにも盗られていませんでした。
多分、開けたはいいが、しょーもないものだったから何もとらなかったんだろう。
実は、その中に、防水カメラがあったのにっ!
何はともあれ、良かった。
しかし、カトマンドゥ~ポカラのバスは、よく揺れました。
あれっ!? アスファルトで舗装してるやんなぁ?と、何度か道路を見ましたが、舗装されていたし、Highwayでした。
温室育ちの私は、始めはイライラしましたが、いつのまにか普通の声で歌っていても迷惑にならないことをいいことに、歌いながら揺れを楽しんでいました。その揺れのせいでカメラのレンズキャップを車内で落としてもなかなか見つけることができなかったのですが、やさしいネパール人が探してくれました。ダンニャバード(ありがとう)。
まだ、ヒマラヤは見れていないです・・・。
旅行会社でカトマンドゥの地図をもらい、歩いて行けるというネパール最古の寺院、スワヤンブナートに行ってきました。
歩いて30分と言われていたが、1時間ほどかかったように感じるほど遠かった。やっと着いたかと思ったら、400段ほどの階段攻めときたもんです。負けず嫌いのど根性で登りきりました。
すると、やはりがんばった甲斐がありました。
ほこりでいっぱいのカトマンドゥの街が一望です。やはり首都だけあって大きい街ですね。
スワヤンブナートは、ネパール仏教寺院らしい。そんなことも知らずに行ってしまいました。
仏塔には仏陀の知恵の目が四面に描かれています。また、この仏塔の周囲にはチベット仏教の特徴のマニ車(赤ちゃんのガラガラみたい)が並んでいて、マニ車を回しながら仏塔を一周しました。
マニ車には経文が巻かれているらしく、回した文だけ真言を唱えた功徳があるらしいので、回してみました。最後までガラガラにしか見えませんでした。
スワヤンブナートの途中で、面白い絵を見つけましたが、よく見ると地震の絵でした。
3時間ほどの空の旅で、ヒマラヤ山脈が見れるという情報を盗み聞きしました。
世界一の山脈ですよっ!
興奮を抑えきれず、ガラガラの機内をウロチョロし、座席を譲ってもらったりして、やっとの思いで見ましたが、持ってるカメラのレンズが30mmでした・・・。米粒より小さくでしか写りませんでした。しかし、この目ではっきりと見たので、こりゃ~トレッキングして見に行くしかないですね。
KATHMANDU(カトマンズ)に着き、これまでに乗ったことのないオンボロタクシー、天空の城ラピュタに出てくるオンボロ車よりオンボロ車に乗りましたが、無事に宿に着くことができました。
街は、ほこり?砂埃?排気ガス?で空気が随分汚いですが、カンボジアで鍛え上げられたので、何の支障もなく、高地の気候で比較的快適です。14時間の計画停電以外は・・・。
それよりも、かわいい雑貨がありすぎて、方向音痴のヤンピンより方向音痴になってしまいました。
女の子にとっては、テンションの上がる国ですね。買い物嫌いの私でも、1時間くらいは買い物に熱中できそうです。
4月18日
あまりにゲストハウスの食事(日本食)が美味しすぎたので、カンボジアに来たにも関わらず、現地食を食べていなかったので、ぷ~らぷらとクメール料理を食べに行きました。ちょうどお昼時だったので、レストラン(屋台かも)が満席で合席での食事となりました。
偶然にも日本国籍のかわいいハーフの女の子との合席だったので、かわいい笑顔に癒され写真をとったけれど、最後までtoo shy girlでした。PHOTOを載せようかと思いましたが、個人情報の関係上割愛させていただきました。
そんな出会いやカンボジアでの良い出会いでLIKEからLOVEになったカンボジアでした。
しかし、別れは来るものです。
涙ながらに、フレンドリーなゲストハウスのスタッフとお別れをしてカンボジアを後にしました。
またまた国境越えです。
カンボジアに来るときに、2時間ほど出国手続きやら入国審査やらで待たされた苦い思い出だったので、多少覚悟はしていましたが・・・
更に悪かった・・・。
カンボジアからの出国は意外とスムーズでしたが、タイへの入国審査でなが~い列に並び2時間待ち、更にバンコク行きのバス待ちで1時間っ!
こんなことでブーブー言ってちゃいけないんだろうが、ぬる~い湯で育てられた私にとっては、きつい一日でした。
まっ、何とか無事にバンコクに着きました。
バンコクでは、またまたヤンピンの8年ほど前に旅で出会ったというカモさんに再会し、世界が狭いんじゃないかと思わせられた日でしたが、すっごく楽しく、気づいたらお肌ががさがさでした。
自転車でのアンコールワット観光を断念し、US$でトゥクトゥクをチャーターしました。
これは、正解でした。
それも、前日の真夜中にヤンピンの「あ~ねずみ~っ!!!」で起こされ、ねずみを部屋から追い出すという事件があり、十分に休めなかったので、幸いでした。
Ta Kav(タ・カウ)
ピラミッド式寺院で、てっぺんまで登ろうとしたんですが、急勾配な上に幅10cmくらいしかない段なので、足がすくみ上ることを断念しました。
Ta Prohm(タ・プローム)
建築された1186年と違い、熱帯の木の根に寺院が覆われている部分が多く、自然によって破壊されていました。神秘的な場所でした。
楽チン観光だったのに、カンボジアでも最も暑い時期らしく、ヘトヘトになり、帰ってすぐにマンゴーシェイクを飲みました。いつでも美味しいです。昨日飲んだドラゴンフルーツシェイクは、正直・・・もう飲むことはないなぁ。
宿の近くで自転車をUS$1で借りて、アンコール遺跡群の散策に出かけるが、気楽に出かけるには遠かった・・・。2日連続で行くと、お尻が痛くて痛くて。
3日券(US$40)を購入したので、最終日はトゥクトゥクで行くつもりです。
自転車で往復20km近く漕ぐと、さすがに疲れてしまい、午前中で終了となるので、もう少し堪能しないとね。
疲れると持参していたバナナやサンドイッチを食べ、冷たい飲み物を購入し、現地の子供と話したり、眺めたりしながらの休憩が一番。やはり、人との交流が疲れを癒すのには一番です。
タイのバンコクからカンボジアのシェムリアップに来て、人々の貧しさが目につくが、笑顔は最高だし、親切です。そして、ありがとうと手を合わせたり、物を渡す時に両手で渡すなどの礼儀作法のある国でした(私が知らなかっただけだろう)。自分を振り返るいい機会でした。オークン(ありがとう)。
遺跡は、ええぞぉ。
見飽きないです。