コンドルが見れるということでやってきたLos Condoresですが、いません。1匹も。遠くから見ていても、あまりいる気配はなかったのですが、やってきました。それは、もうひとつある動物が見れるかもしれないという情報があったのです。
それは・・・アルマジロです。インフォメーションのおじさんからの情報だったので、穴があるたびにのぞいたりしてみましたが、姿がありません。この日は、強風だったので、アルマジロも穴の中でお休みをしていたかもしれません。
強風はハンパじゃないです。宿の中にいてもゴーゴーと音は聞こえますが、外に出ると前に進めなくなることもあります。日本を出てから半年の間にお肉をいっぱい蓄えた私たちだったので、吹き飛ばされることは幸いなかったです。しかし、こんなにも強いとは思わなかったです。これが有名なパタゴニアの風なんだろうか。これ以上なのか・・・。
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9月2011
Los Glaciares National Parkには、フィッツロイとトーレがあります。今日こそはとトーレが見えるポイントまで来ましたが、全く見えず。
天気は、前日の夜から強風です。当日の朝5時に天気を確認すると晴れていたので、トーレ行を確定しました。しかし、8時には曇り。小雨も降っている始末です。しかし、昼には晴れるというNETの情報を信じトレッキングを開始しました。
トレイルの入り口を抜けると、晴れ間が広がってきました。しかし、トーレのある山奥には厚い雲。3日前にした「コンドルは飛んでいく」の日本語歌詞のおおぎりで作った歌が耳から離れず、歌いながらトレッキングしましたが、なかなか厚い雲は晴れることはなかったです。しかし、トーレ湖付近の氷河などはうっすらと見ることができたことと、ここまでの道のりが素晴らしかったので楽しむことができました。どこをトレッキングしても飽きることのないところです。
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Chorrillo del Salto
フィッツロイを見に行ったときは雲ひとつない晴天でしたが、翌日は朝から雪でした。セロトーレの予定でしたが、滝へのハイキングに変更しました。
イグアスの滝という世界最大級の滝を見た後ですが、良かったです。どんな滝もいいものです。
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前日に雨、雪となりましたが、6時半に起きて見ると、星と月が見えるじゃありませんかっ! これは、朝焼けに照らされたピンクのフィッツロイが見れるんじゃないかと思いましたが、見えたときにはピンクフィッツロイは終わっていました。しかし、クリアーにフィッツロイが見えますっ!! あれがパタゴニアのロゴの元になったフィッツロイですっ! 湖のあるビューポイントで逆さフィッツロイも見えるんじゃないかと淡い期待を抱いていましたが、完全に凍っています。スケートはできないくらいに凍っています。こんな景色めったに見れるもんじゃないなぁと得した気分です。
この日、ビューポイントまでの道が前日の雪で凍っていました。そのおかげで小川を渡ったり、湿地を歩いても靴が濡れることなく行くことができました。歩いていると気にならなかったですが、写真を撮るのに立ち止まると一気に冷え切ってしまうほどの寒さにはびっくりです。こんなに雪がつもり、湖が凍っているんだから当たり前かも・・・。帰りは、凍っていた道がとけ、もちろん足元はびっちょり濡れてしまいました。ヤンピンと一緒に行ったYさんは、ゴアッテクスの靴だから強気に歩いていたので、こういうところではやはりゴアテックスがいいですね。
この日の前日からカメラ講座をYさんに開いてもらっていたので、写真は全てマニュアルモードで撮りました。ここではシャッタースピードは遅くして・・・ここは露出を下げて・・・など色々試して撮ったりしていました。ふわふわしていたカメラの知識が少し分かりつつあります。だから、余計に楽しくて、寒さを20%ほど忘れることができました。写真を楽しく撮りながら、フィッツロイも楽しみながらだったので、12倍楽しむことができました。グラシアス、Yさんっ!!
トレッキングから帰ってくると夕食作りです。アルゼンチンは美味しくて安いアルゼンチン牛なので、毎日ステーキを食べていましたが、ここは山奥のせいか何でも割高です。チキンやミンチを買って夕食を作ってみると、これが美味しい。Yさんとの共同作業だったせいか、めちゃめちゃ美味しかったです。食がおいしいのも楽しみのひとつですね。
次は、トーレです。天気次第ですが。
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エルカラファテから4時間ほどでエルチャルテンに着きました。フィッツロイを見るためです。いろんな人からオススメされたので、ものごっつ楽しみなトレッキングです。
到着すると、雨。待てど暮らせど雨です。翌日に楽しみを持ち越しました。
朝7時に起きると、厚い雲で覆われた空です。雨は降っていないので、トレッキングです。入り口から雪はありましたが、奥へ行けば行くほど雪が多くなり、あたり一面の銀世界のようになっていました。こうなると、ヤンピンが興奮し始めて雪合戦です。ヤンピンの投げた雪団子を避け切れたと思ったが、おでこに当たってしまいました。仕返してやろうとしましたが、ブエノスアイレスで階段で転んで痛めた腕が未だ調子が悪いので、他の方法しかありません。木を蹴って雪を落とそうとしたり、近距離での雪攻撃をしましたが、結局失敗してしまいました。雪があるうちに何らかの方法で仕返ししてやります。
そんなことをしながら、晴れる気配のない空の下、フィッツロイのビューポイントまで行きました。
もちろん、見えませんでした。こんな感じです。どこにあるのかも分かりません。次は、ここにあのパタゴニアのロゴのもとになったフィッツロイが見れるはずです。
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オラッ!
奮発して氷河トレッキングです。雨女の経歴はないのだが、朝から雨でした。朝も6時前に起きてお弁当を作ったりしていたので、少し眠たかったけれど、こんなすっごい氷河を見たとたんおめめぱっちりです。遠くから見えたときから青い大きい氷河でしたが、近くに行くと更に青さがきれいでした。迫力も満点で、氷河が崩れる時はすごい音です。静けさの中で氷河が崩れ湖に落ちるから、何とも言えない雰囲気でした。
氷河トレッキングは、古いタイプのローラースケートのタイヤ部分が6つのとげとげになったようなアイゼンをつけて行きました。古いので心配でしたが、滑って転ぶこともなかったです。初めの印象で、氷河は雪が固まったようなもんだろうから靴でも行けるんじゃないかと思っていましたが、氷河はかっちんこっちんの氷でアイゼンは必須でした。履いていなかったら、透明度が高すぎる冷た~い水溜りに落ちること105%です。
氷河は、青かったです。ホントに。きれいに青色が出ていないかもしれないけれど、私の目で見た氷河は青くきれいでした。曇り空だったから、空より青かったです。そして、大きい。これが、30kmも続いているんだから、デカイっ!! また、このでっかい氷の塊が1日2m移動しているんだからすごいですっ! 私たちがトレッキングをしている間にも15cmほどは動いていたんだと思います。スケールが大きすぎてよくわからなくなります。
私たちは寒い時期だったので、ミニトレッキングしかできなかったけれど、夏の時期だったらビッグアイスとかいうツアーに参加できるそうです。ツアー名だけでわくわくしてしまいます。
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プエルトマドリンからバスを乗り継ぎ、24時間かけてエル・カラファテにやってきました。ここまでのバスは2階建てバスの1番前を陣取ることができました。1番前の上にあるテレビに何度か頭をぶつけたので頭はボコボコですが、すんばらしい景色を満喫することができました。特に、リオガジェゴスからエルカラファテまでの道が素敵っ!! 初のアンデス山脈が見えたときは嬉しかったです。まぁ、これがこれから我々に高山病などの苦しみを与えたりもするんだろうが、ワクワクがいっぱいです。
随分南に来ました。地図で言うと、オーストラリアより南だと思います。なので、寒さを覚悟してバスから降りましたが、拍子抜けするほど寒くなかったです。後から知りましたが、カラファテは、パタゴニアの避寒地?らしいです。
カラファテにはカラファテの実があり、アイスやジャムなど食べられます。早速、この寒いところでジェラートを食べました。この上の紫色の方がカラファテです。ラズベリーみたいで美味しいです。やっぱり美味しいものはいいですね。
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ブエノスアイレスから18時間ほどのプエルトマドリンです。世界遺産のバルデス半島があり、パタゴニアに見られる動物とクジラを見ることができるということで、わくわくしてやってきました。夕方にブエノスアイレスを出発し、外の景色が見える頃にはパタゴニア独特の景色が広がっていました。5分で飽きると聞いていましたが、自然の雄大さに感動しながら音楽を聴いていると、3時間以上飽きることなくバスに揺られていました。パタゴニアの入り口がこれだから、この先眠れないんじゃないかと思うくらいです。
早速、バルデス半島行きのツアーの検索をしましたが、どのツアーも高かったので、自転車で1時間半ほどのクジラが見えるビーチまでサイクリングすることにしました。出だしはアスファルトビーチを眺めながらと快調でした。「いつかヨーロッパをチャリで回ってもいいかもなぁ。」なんて発言をしていましたが、結構早めに撤回されました。30分もすると砂利道でした。悪路でのサイクリングが辛いものだと初めて知り、今まで出会ったチャリダーたか様をまたまた崇拝しました。目的のビーチまでに幾度かクジラが潮を吹いているのを見たりして、テンションを持ち直してビーチに着くことができました。
空が青いです。雲ひとつないいいお天気で、風の強いパタゴニアなのに、爽やかな風です。更に、海が青いです。青がすぎるくらいです。そのなかで、クジラがランデブーをしているのを眺めることができました。シャッターチャンスは逃したものの、きれいな壮大な景色だったので満足感たっぷりです。
翌日にプエルトマドリンの海岸で時間を潰していると、あの頑張って行ったビーチで見たクジラより近い距離でクジラを見ました。さらに、1匹だけですがペンギンも泳いでいるのを見ました。普通にこんな動物に出会えるなんて素敵です。次は、ツアーに参加したいです。
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オラッ!
久しぶりにジェラートを食べました。デザイナーが集まるブエノスアイレス、パレルモ地区にちょいとお出かけするので、スナック菓子を我慢してきたご褒美としてジェラートをつまみました。スペイン語ではさっぱり何味がわからず、適当に選んだがはずれなし! しかも、ここのお姉さんがかわいい。満足して、デザイナーが集まるお店へ出かけました。
ひとついいものを買えればラッキーくらいで行きましたが、Tシャツ2枚も買ってしまいました。日本で買うとTシャツ1枚分もしないお値段なので、大満足です。ヤンピンは、買ったTシャツのデザイナーと写真を撮ったりしてテンションが止められないくらいになっていましたが、そこはヨメとしてきちんとシメておきました。Tシャツを買った勢いで靴やバックも欲しかったけれど、ここは我慢です。最後の最後で買い物をしてやる計画を密かに立てているので、ここでの我慢ができました。
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ブエノスアイレスから日帰りでウルグアイ、コロニアに行けるということで、この機会に行って来ました。1時間で行ける高速船は少しお高かったので、3時間のフェリーでのんびり行きました。
初めて船での国境越えだったので、ワクワクしました。アルゼンチンのフェリー乗り場で、アルゼンチンの出国手続きとウルグアイの入国手続きをしてフェリーに乗り込みました。サンフラワーみたいなフェリーを想像していたので、期待をしていなかっただけに、良かったです。ゲーセンみたいなエリアあり、DUTY FREEあり、軽食ありで、3時間を過ごすのに苦労はしませんでした。ほとんど寝るか読書でしたが。
古い町並みとレトロな車が見所だと聞いていた通り、石畳の町並みにクラシックカーがあり、海みたいな河口がいい雰囲気でした。インパクトの強い見所はないですが、良かったです。ちなみに、この町は世界遺産に登録されているらしいです。
ヤンピンの大好きな磯遊びみたいなことをしようとビーチに行きましたが、いきなりたくさんの野良犬に吠えられてしまったので、眺めるだけで終わってしまいました。人は優しいのに、犬は怖いです。久しぶりに犬に追いかけられている人(ヤンピン)を見ました。
7時間ほどの滞在でしたが、ブエノスアイレスと違ってのんびりした雰囲気で、とっても居心地が良かったです。
帰りのフェリーは、きれいな夕日を眺めながらというロマンチックなひと時でした。
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