MOROCCO

I’m missing…

アサラームアレイコムっ!
初ヨーロッパ、バルセロナ6日間を終え、再びモロッコへ戻ってきました。帰りのライアンエアーでマナーの悪いモロッコ人に腹を立て、暑くて屋上でしか眠れないフェズで1泊し、カサブランカに着きました。モロッコ人のお宅へお邪魔することになりました。ただいまラマダン中で、私達ムスリム以外の人にはとっても飲み食い、たばこがしにくい状況です。私達は、滞在中の食事は期待せず、私達もラマダンに参加しようと思って泊まりました。着いた日は、10分ほどで日が沈んだので、いきなりパーティのような食事が準備されていきました。甘いデイツ、スープ、ミックスジュース、パンやら何だのっていっぱいでテーブルに乗り切れないほどでした。ママの料理はとっても美味しくて、もう1日早く帰ってくるんだったと少し後悔しました。みんな民族衣装をまとって食べるので、雰囲気もありました。一気に美味しい食事を食べ、モロッコのトランプ(8,9,13がない)をして団欒していると、2回目の食事が始まりました。夜中の1時ごろです。今度は、フルーツが盛りだくさんです。やはり、日中食べれない分、夜中に起きて食べるしかないんです。生活を逆にすれば、ラマダンを乗り切れるんじゃないかと思いましたが、昼は働かなくちゃいけない。仕事がある人はとっても大変です。そのせいか、街中で喧嘩をしている姿を4回ほどみました。バスのミラーが壊されていました。ラマダンのせいだ。

次の日、朝から食事が用意されていて、おまけに昼ごはんまで用意してくれました。もちろんママたちはラマダン中です。ホスピタリティ以上のものを感じました。すてきな人と友達になれた喜びと彼の姿から学ぶことが多ったです。I’m really missing them and Casablanca.

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ラマダンです。

ラマダン ムバラク!

トレッキング(前回参照)から帰ってくると、日没後のアザーンが鳴り、町から人が消えました。日の出から断食していたので、日没前か準備していた食事を今頃食べているんだろう。あんなにしつこかった客引きが1人もいません。なんだか少し寂しい感じですが、1時間後には戻ってきていました。観光客がいるところは、飲食店も営業しているとのことですが、結構閉まっています。いつも食べていたおいしいケフタ(ミニハンバーグみたいなもの)屋さんももちろん閉まっていました。サマータイムも終了し、バスなどの交通機関も変更になりました。本数が激減です。更に、バスの途中で寄る飲食店へも行かずに、ひたすら走り続けます。旅行する人には面倒臭いことが多いですね。私たちムスリム以外の人は、バスの中で空腹に耐えられず、こそこそ食べていました。仕方ない。

これが1ヶ月続くらしいんですが、私達は数日後にはバルセロナです。帰ってきたら、またラマダンです・・・。

筋肉痛は、ありませんでした。ポチッと褒めてください。
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ラマダン中のトレッキング

ラマダン ムバラク!

シャウエンというメルヘンな町からタクシーで1時間のところへやってきましたが、どこなのかさっぱりわかりません。2時間のトレッキングと大きな滝が見れることだけは分かっています。
前日の夕方、宿の西洋人に滝に行かないかと誘われ、楽しそうだとこととその場の雰囲気でOkをしたので、こうなってしまいました。
タクシーを降りてから滝への道はすぐに見つかるとのことだったが、道案内的なものもなく、私達はおろおろしていました。近寄ってきた自称ガイドを断ると更に私達のパーティは混乱し、1人が明らかにイライラしだしてしまった。時間が経ち、日差しがどんどん強くなり、最終的に子供もガイドを依頼することになりました。子供ガイドによるトレッキングが始まると、すぐに小さな滝に着き、澄んだキレイな水でパーティの雰囲気と私達の心をキレイにしてくれました。ここからが本番です。川沿いにある獣道をひたすら上流に向かって進み、何度も川を渡り、がけ崩れ後のような場所を越えて歩きました。2時間のトレッキングなんてアンナプルナBCの時と比べれば、荷物も少ないし標高も低い。楽なはずだが、鈍りに鈍った体には堪えました。2時間のトレッキングで着いたのが、この滝です。でっかいです。マイナスイオンが飛びまくっています。きっもちいぃ~っ!! わぁ~いっと水に飛び込みたくなりますが、水が冷たすぎて無理っ! まぁそうは言っても西洋人は泳いでいます。

この滝を見て、昨年の今頃キャニオニングにはまっていたことを思い出しました。これより滝は小さかったはずですが、ビビリながらロープで下っていました。この滝を降りろと言われると、逃げ出しちゃうなぁと思いながら、涼んでいました。

数十分の滞在後、復路です。行きより辛いです。何たってラマダンです。案内をしてくれている子は現地の子供なので、もちろんムスリムです。私達のガイド中、食事どころか水1滴ものんでいません。その手前、食事ははばかられます。我慢しきれず、列の後方でこっそりとクッキーを食べたりして何とか乗り切りました。その分チップは、はずんだつもりです。本当にこのラマダン中に私達のガイドを引き受けてくれたことに感謝しています。シュックラン! ラマダン中のトレッキングはオススメしませんが、ここはオススメです。どこだがわかりませんが。

2日後くらいに多分筋肉痛に襲われますが、久しぶりのトレッキングはとっても楽しかったです。ダイエットになったと思います。

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久しぶりの川だよ♪

オラッ!
スペイン語も通じるシャウエンです。スペインに近く、スペインの支配されていた歴史があるからでしょうね。メキシコで少しスペイン語を覚えたので、フランス語より気持ちが楽です。相変わらず、白と青がいい塩梅です。

そんな白と青の世界を抜けると、ネパールのアンナプルナで見た以来の透明度の高い川ですっ!! そして、川の近くはとても涼しくて気持ちがいいです。モロッコは、暑くて降水量の少ない国なので川を見ることがあまりなかったのです。そう考えれば、日本ではどこにでも川が流れているから、それなりの降水量があることがわかる。しかも、水もきれいで・・・日本が懐かしい。


川に入ると、水がとても冷たくて、泳げたもんじゃないと思っていましたが、子供達は飛び込みをしたり泳いだりと楽しんでいました。私達も負けじと、飲みかけのコーラを泳がせておきました。

8月2日からラマダンです。全てのムスリムが日の出から日没の間断食します。観光客の多い地域では、あまり影響はないらしいですが、飲食店などしまっていることが多いそうです。どうなることやら。

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夜のシャウエン

アッサラーム!
夜のシャウエンです。白と青で塗られた町は、夜もいい雰囲気です。山の斜面に建てられた家々が青白く光っています。夜になるとやっと涼しくなるので、ぷらぷらできますが、そんな生活のせいか、モロッコに来てから3食パン生活のせいか、年のせいか・・・それともただの食べすぎか、太ってきました。2人ともです。トルコでもパン主食生活で太ったので、それが原因ではないかと思います。すぐにパンは2人で1つにすることとちょっとした筋トレの開始が決まりました。実践あるのみです。

こんなに暑い国で食欲が減退することなく過ごし、太ってしまうということは、この国の料理がとてつもなく美味しいんじゃないかとお思いでしょう。そうなんです。美味しいんです。というより、美味しいお店を見つけるのが上手くなりました。簡単ですが、庶民の通う賑わっているお店を見つければよいだけなんです。そんなコツをモロッコで掴み、ここ最近は美味しい肉料理とフルーツ三昧。そりゃ太りますね。最低限のダイエットで何とか痩せてみます。

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童話の世界みたい・・・

ボンジュール!
モロッコで有名な迷宮都市、フェズに行きましたが、暑くて暑くて夜も12時を回らないと眠れないので、すぐにシェフシャウエンとういう町にやってきました。日中は35℃を超える暑さだが、宿の中は1日中涼しく、日が落ちた頃に出歩けば暑さから逃れられる。お店も日没近くの7時ごろから本格的に開店するので、ちょうどいい。しかし、眠たくなる12時近くになってもまだ眠らない町。そりゃ開店時間が遅いんだもの、仕方がない。そんな町でモロッコの暑さにうんざりした気持ちをリフレッシュしたい。それにぴったりの町、シャウエンです。この白と青がキレイです。

スペインとの国境であるジブラルタル海峡に近いこの町は、色んな民族の移住・支配があった歴史があるらしく、ある民族が白に町を塗り、その後ユダヤ人によって青に塗られたため、このような町になったそうです。

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モロッコ衣装に着られる

ボンジュール!

モロッコのチキシェータというドレスみたいなものです。トルコで知り合った友達のお家にお邪魔をした時に着せてもらいましたが、ほとんどきせかえ人形状態でした。ピンクのチキシェータ、黒とベージュ、白、紫、、黒、ヒョウ柄のジュラバなど着ました。1つの衣装に20枚ほどの写真を撮りながら、時には歌ったり、(頬に)キスをしたりと大忙しです。さすが女の子達です。モデルみたいだとお世辞を言ってもらったりして気分良くなりましたが、帰って写真を見ると・・・。チキシェータに着せられているようでした。
ファッションショーみたいなことをしている間に、お母さんが作ってくれたモロッコ料理が冷めそうでした。名前はわすれましたが、これがめちゃめちゃ美味しいっ!! みんなでフォークでつついて食べました。

ハッサン2世モスクの昼は、こんな感じです。夜に見るより彫刻やタイルがキレイでした。やはりムスリムではないので、中には入れませんでした。ガールズトークって止まらないもので、ここでも続き、観光よりガールズトークに華が咲きました。こういう時男の子は、つまらない顔をしています。1人の女の子が大の写真好きだったので、ヤンピンは100枚ほど専属カメラマンのように撮っていました。

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2週間ぶりのバッグパック


アッサラーム!!

じゃじゃ~んっ!!! バッグパックちゃんですっ! 2週間ぶりのご対面です。何となく少し小さくなった気がしましたが、中身は無事でした。荷物の捜索本部やらと何度となく面倒なメールでのやりとりをした結果、帰って来ました。マラケシュからカサブランカの空港まで3時間半、ノルウェーの親子連れと仲良く列車の旅をしてやってきました。3歳のかわいい女の子から「男の子(ヤンピン)は6歳?」と言われましたが、へこたれず空港へ行き、バッグをピックアップしました。2週間です。長かったです。その間に私達はサハラ砂漠へ行ったりしましたし、なでしこジャパンがW杯で世界一になりました。モロッコ滞在を2週間も延長してしまったりして・・・。仕方ないので、バルセロナへ行くことにしました。


カサブランカは、観光地でもないのですが、トルコで出会ったモロッコの人と再会できればと思って少し滞在しました。とっても陽気な人で、日本にも来たことがあるとのことでした。そのときに日本人に親切にしてもらったからと、とても日本人にフレンドリーです。出会いって大事ですね。この連鎖で世界が平和になればいいのになぁと思ったりします。シンプルだけど難しい。

世界第3位の大きさを誇る「ハッサン2世モスク」です。カサブランカと言えば、このモスクだそうです。大きいっ! キレイっ! 迫力がありますっ! ラマダンの時には、モスクの広場が人で埋め尽くされるそうです。想像しただけでも凄いです。ムスリムではない私達は、外から眺めて楽しみました。

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マラケシュ最終日


アッサラーム!
私達のバッグパックが見つかったらしく、マラケシュを発つことになりました。最後だということで、フナ広場でいつも遠くから見ていたお猿さんと記念に写真を撮ったり、スークの中をうろちょろしてみたりしました。世界3大ウザイ国だということをモロッコに来て知りましたが、エジプトのピラミッドに比べると大したこともなかったですし、何となく人柄の良さが出ている感じでした。家の近所にあった「Cafe Stay Happy」の方からモロッコは危険だと聞いていましたが、何のトラブルもなく・・・ロストバゲッジは抜きにして、トラブルはなかったですね。バスでスリをしようと私のポーチのファスナーを開けている人がいましたが、ファスナーを開けているときに気付いてしまいました。下手でしたね。


右の写真は、モロッコで買った石鹸です。泥みたいな、醤油だしをゼラチンで少し固まらせたようなものですが、ちゃんと泡立ちますし、何よりお肌がしっとりします。日本を出てからというもの乾燥している海外の空気のため、私のかかとがゾウの肌のような状態になりました。何のお手入れもしてなくても、ちゅるちゅるだった唯一のチャームポイントが無残な姿になり、クリームを買いたいとヤンピンにお願いをしていましたが、このせっけんを使い出した途端にちゅるちゅるに戻りましたっ!! バッグの件は、私達をイライラさせましたが、こんなうれしい贈り物もありました。こんなことのように、いつでも楽しくなるようにできているのかしら? どんな時間も同じ時間が過ぎるのだったら、楽しく過ごしたいものです。

このポチッをする頃には、私達の手元にバッグパックが戻ってるっ!?
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バゲッジが12日目にして見つかった!?

アサラームアレイコム!
砂漠からマラケシュに帰ってきた翌日、ホテルにカサブランカの空港にバゲッジちゃんがいるとの連絡があったそうです。見つかった興奮を抑えきれず、すぐにカサブランカの空港に連絡すると、カサブランカに青いバックパックがありますとのこと。やった~!! やったよ!! やっと帰ってきたのかぁとテンションは一気に上がりましたが、つい数時間前にカサブランカ発のチケットを2週間延長したところでした・・・。それに、1週間前もバッグパックが届いたという連絡で空港まで取りに行くと、なかったりしたので、正直素直に喜べない・・・。ここは、もう一度確認してからが良さそうだ。

そんなバッグパックを待つマラケシュで、随分顔見知りも出来、いつも行くジューススタンド屋さん、屋台、ケバブ屋さん、何をやっているか分からない陽気なおじさんに挨拶するのが日課のようになっています。そんな中、気持ち悪くて手が出なかったエスカルゴに挑戦してみました。1つ取ってほじってみると・・・まさにカタツムリでした。ちゃんとツノもあって・・・感触も少しふにょっとしてて・・・2つが限界でした。ヤンピンは美味しいとペロッと1皿平らげてくれました。周りでは、1人1皿を談笑しながら食べていました。

他にも乾燥したカメレオンがあり、インテリアや黒魔術、薬に使えると教えてくれましたが、日本への持込ができないと丁重にお断りをしておきました。ゲテモノは全く無理ですね。

ポチっと、よろぴくね。
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