6月2011

ライオンの赤ちゃん捕まえたっ!!

お腹の調子が98%回復したので、カイロ動物園に行ってきました。外観からは、天王寺動物園くらい大きいんじゃないかと思いましたが、実際はよくわかりませんでした。広すぎて全部見きれなかったので、カイロ動物園の方が大きいのかもしれません。数日後には、サバンナにいるというのに動物園に行くなんてと思っているそこの君、サバンナではライオンの赤ちゃんは触れないんだぞ。

ライオンの赤ちゃんを抱っこ出来るまで、少し苦労をしました。ライオンがうじゃうじゃいるところで、ライオンの赤ちゃんと写真を撮りたいと言ったにもかかわらず、連れて行かれたのはブラックパンサーの檻の前。お腹を空かせていたのか、私達をみるなり牙をむき出しにして今にも飛び掛ろうとしていました。もう私達の喉ばかりみていました。そんなところで「5ポンドっ!」と言われ、こんなの罰ゲームだよ~と思い、写真も撮らず一目散に逃げました。なんだったんだ、あれは。

もうライオンの赤ちゃんと写真は撮れないのかなと思っていると、またライオン小屋を発見し、赤ちゃんの抱っこに成功しました。1ヶ月というわりにでかく、私が顔を近づけると牙を見せてきたので、猫みたい♪というノリでは全くなかったです。また、隣のおりにデカイ大人のライオンが睨みをきかせていたので、そこから一刻も早く立ち去りたくて仕方なかったのが、正直な感想です。やはり、ライオンなんですよね。感じました。

他にもしまうまやカバ、鹿、らくだ、象などたくさんいましたが、ライオンで1日分の力を使い果たし、さら~っと見て帰りました。エジプト人も結構動物園に来ていましたが、動物以上に私達を見ているように思いました。やはりここでも写真を撮られました。

次は、野生のライオンかっ!?
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カイロでお好み焼きだよ

いや~調子もぼちぼちですね。こんなにゆっくりしててええんかいなというくらいゆっくりしています。これが、静養というもんですかね。いろんな人と会話したり、ネットしたり、本読んだり、自炊したり・・・。冷蔵庫の中のにんにく醤油に漬けた鶏肉が臭いが、贅沢すぎるのぅ。

宿で出会った、将来有望な若者達とご飯を作る話になり、お好み焼きを作りました。キャベツ、小麦粉、玉子、イカは、探すのに苦労することなく手に入りましたが、肝心の出汁の素や醤油、お好み焼きソースなどは、現地のあまり美味しくない醤油やバーベキューソースなどで代用して作りました。初めの1口目は、「おいしい。おいしい。」と期待していなかった分おいしく感じましたが、後半は・・・。まぁ、日本のようにいかないわなぁという雰囲気でご馳走様となりました。

しかし、世の中には世界で勉強している人が沢山いるもんだと、少し驚きました。9月からイギリスの大学に通う人、ニューヨークの大学卒業後の人、日本の某美大でオーストリアに留学していた人、カルフォルニアの大学生などなど。そんな彼らを見ていると、頑張らんといけないなと思う今日この頃です。

ポチッとでたこ焼きもっ!?
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食中毒完治っ!!

懸念された食中毒の悪化もなく、夜中には寝袋から這い出し、フリースを脱ぎ捨て、長Tをも脱ぎ捨てました。2日間もの間私の食欲は押さえつけられていましたが、越冬後に蕾が一斉に咲きほこる春のように、私の食欲が解放されました。朝食は、パンとサラダ、ハンバーグ、オレンジでした。ヤンピンのハンバーグまで頂いてしまうくらいに絶好調で、笑いが止まらなくなりそうでした。それくらい食事が楽しかったです。病み上がりなので、抑えて食べるつもりでしたが・・・そこは、私のかわいいところです。ノロウイルスの時だって、牡蠣で食中毒になった時だって吐き気がなかったのに、今回はあったんだよ~。こんなに食欲が落ちたことは初めてで・・・。と、言い訳をしておきます。

そんな私の隣でヤンピンが腹痛、ゲリゲリでした。 時間差でやってきました。しかし、ネパールのように病院に行くまでもなく、すぐに快方に向かいました。私とは原因菌が違ったのかもしれません。

食中毒に利く食べ物として、梅、冬瓜(魚介の食中毒)が良いそうです。 解毒作用のある食べ物として、ジャガイモ(肉毒を解消)、わさび、びわ、もも(毒の中和作用)、大根おろし(胃腸内の殺菌)、米酢、ひじきがあるそうですが、中々すぐには手に入りにくいものがあるので、梅干でも持ってくるべきだったかなぁと思いました。お母さんがどこに行くのにも入れていた、姉が何個も食べていた、ばあちゃんから送ってもらっていた、いつもヤンピンの弁当に入れていた、そうあの梅干を~。持ってくれば良かった。よい勉強になりました。

こんなことがあったので、しばらくは自炊をして、食についても考えながら過ごしてみようかと思います。

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食中毒だと思います。

食中毒です。あれは、アスワンから16時間かけてカイロに戻ってきた日でした。列車に乗っているだけだけど、クタクタになっており、すぐにでも横になりたかったので、コシャリをテイクアウトしました。部屋に入るなりコシャリを平らげ、宿にいた日本の方とおしゃべりを楽しんでいました。途中からしんどいな~と思い、シャワーを浴びて寝る準備をしました。

1等席で帰ってきたのに、冷房があまり効いておらず、少し汗ばみながら帰ってきたので、今日は冷房ガンガンで寝ることに・・・。朝起きて、食事を済ませ、洗濯物を終えたあたりから、寒くないっ? 関節痛くない? という感じが続き・・・頭がぼぉ~、さみ~よ~と寝袋を引っ張り出し、緊急避難しました。こりゃ食中毒か? と思ったが、吐き気も腹痛もない。マラリア? いや、そんな高熱でもない。冷房で風邪でも引いたか? 多分食中毒だ。こんなときは、水分摂取だと水をどんどん飲み、お粥を作り、熱には解熱剤を。しかし、夜中まで苦しい状態は続き、「明日、お医者さんに行くっ!!」と決めました。そうすると、夜中眠れなかったものの熱が下がっていき、ゲリゲリ開始です。世間を騒がせたノロウイルスに2度ほど攻撃されたことがありましたが、似たような症状です。食中毒は決定的ですね。

やっと落ち着きだしたころ・・・「俺も関節痛いっ!」とヤンピンが。恐れていたことが起こりました。しかし、偏頭痛の名人でもあるヤンピンは意外に平気そうです。熱のしんどさは、偏頭痛よりましらしく、あまり堪えないとのことです。恐ろしい・・・。

そんなことで、ダハブ行きはなくなり、大人しく静養することになりました。
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もう暑いのは嫌だ。



エジプト、カイロを離れてからは、暑さから逃れなれない閉塞感からか、パン1つ買うにしても何倍もの料金をふっかけてくるエジプト人から逃げたいのか、海が恋しくなりました。何となく海に行くと開放されるんじゃないかという妄想にふけってしまいました。そんなことで、3大ダイビングスポットと言われる紅海で潜ってみたいと思います。ライセンスが取れればいいんですが、何分へなちょこなので。

そうと決まったら、列車の切符だと切符売り場に行くと・・・Full。どこの窓口もFull。くっそ~、またしても。そんなに旅行者から嫌われたいのかっ!? 半泣きになりながら宿に戻ると、宿のスタッフが切符を買って来てくれました。ありがたや、ありがたや。バクシーシーを渡さないと、売ってくれないらしいです。

何とか手に入ったチケットで、まずはカイロだ。

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アブ・シンベル Abu Simbel

アブ・シンベル大神殿です。
デカイです。アスワンから朝2時半起きで行った私には、パンチ力が大きかったです。中の壁画もヨカッタです。時々この壁画さっきのよりクオリティ低くないか?というのもありましたが、この大きさに圧倒されました。

ダムの建設で沈んでしまうところをユネスコが救済したこの神殿は、ブロックに切り、60mもそのまま引き上げたらしいです。そんなこともあって切った後がありました。今でも沈んだままの遺跡が人工湖ナセル湖に数多くあるらしいです。そんな背景があるのかぁと思いましたが、暑さで1時間ほどで日陰に避難しました。

ここは、エジプトの南端で、スーダンの国境まであとわずかなところです。ここ暑さだから、赤道直下じゃないの?と思いましたが、赤道はまだまだ下でした。やはり脳みそが溶けているのは、決定的ですね。

アブシンベル小神殿です。神殿の入り口の巨像が少し小さいですが、デカイです。
残念ながら、往復のミニバス6時間がきつくて、わ~いっアブシンベルだ~とはテンションが上がらなかったです。3時に来るはずのミニバスが3時40分に到着し、最後列の硬くリクライニングの出来ないシートに西洋人と4人で座らなくてはいけなかったので、かなり辛かったです。だからこそ、達成感が・・・とは暑さがそれを言わせなかったです。でも、圧巻でした。

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LUXORからASWAN(アスワン)へ

ルクソールからアスワンにやってきました。チケットは列車の中で買えるということで、チケットなしで7時30分発の電車に、実際は8時過ぎに乗りました。少しお金持ちそうな感じの人に列車がどれかなどを尋ねると、高い確率で正確な情報をくれます。何度か列車に乗ってると、効率的に情報を集めれるようにもなるものです。駅のスタッフに尋ねると、いい加減なことを言ったり、チップやバクシーシーを求められ、かえって面倒くさい。一時初めて嫌いな国にランクインするんじゃないかと思ったくらいエジプトに腹を立てていましたが、観光を生業とし目が$マークになっている輩を除けばいい人達なんです。それに昨日気付きました。もう1週間滞在しているのに気付かなかったのは、暑さのせいです。それだけ暑いんですよ。ホンマですよ。

ここアスワンでも駅を出るなり、タクシーやらホテルだの客引きが寄ってきましたが、ルクソールよりしつこくなかったのですが、暑いんです。暑さでアスワンに来たことを後悔しそうになるくらいです。何よりも先にクーラーを求めていました。なんとか部屋を決めると、早速クーラーガンガンにし、暑さも頭も落ち着いたころ、宿のスタッフから美味しいシーフードレストランを教えていただきました。めちゃめちゃ美味しかったです。エジプトってやっぱり美味しいや~んっ!! とテンションが最高潮になり、宿代の2倍のご飯を食べていました。暑さで金銭感覚もマヒしてしまう・・・。でも、うまかった。

さて、ナイルと夕日を拝みにでも行ってきます。
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砂漠気候恐るべし

ルクソールは、砂漠気候であることを痛切に感じます。何たって暑いっ!! そのせいか、涼しくなる夕方から町が騒がしくなります。夜の11時をまわっても、子供の声が普通に聞こえます。もちろん、楽しそうに元気に遊んでいるみたいです。そんな中、私達は、生活リズムを壊すことなく寝るんですが。

酒もタバコも博打、女、男遊びをしない私達なので、時々映画を見ています。「深夜特急」を4月に見て、「ガンジス川でバタフライ」、「天空の城ラピュタ」、「もののけ姫」、「Into the Wild」、「The Butterfly Effect」、「OUTRAGE」を見ました。OUTRAGEを見た後は、変な夢を見ましたが、どれも面白かったです。今公開中の「さや侍」が見たくてたまらないけれど、帰ってからの楽しみにとっておくか・・・。どっかで見れるんじゃないかと淡い期待を抱いています。

午前中に、ちょっとナイル川でも見に行こうと軽い気持ちで行きましたが、太陽と客引きの格好の的でした。徒歩5分後どのところにルクソール神殿があるのですが、徒歩4分で夕方出直すことに決めました。


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王家の谷、王妃の谷。

アッサラームアレイコム!!

王家の谷です。ツタンカーメンやラムセス2世、4世、6世など、多くの王が眠る墓があります。内部は、所々に残っている壁画やヒエログリフが凄かったです。大きな石棺も残っており、ヒエログリフが彫られていました。見たことない感じだったので、不思議な感じでした。キレイに残っている壁画を見ると、カッコよかったです。

入り口から向こうは写真撮影が禁止されているので、入り口で撮りました。墓の中は撮影禁止でも、入り口くらいいいじゃないかと思うけれど、そんなことをするとポストカードが売れないからなんだろうか。まぁ、人のお墓をパシャパシャと写真を撮るのもどうかと思うので。

ハトシェプスト女王葬祭殿。古代エジプト唯一の女性ファラオ、ハトシェプストが造営した葬祭殿。2階には、壁画が残っており、大きい絵はパンチがありました。ここの入場の際、ツアーで一緒だったマレーシア人2人、中国人1人、韓国人1人と私達の中で医学生、助産師、看護師が存在し、メディカルチームだったことを知りました。こんな偶然があるもんだ。このツアーの最初にヤンピンが腹痛を訴えていました。薬を飲んで良くなりましたが、何かあってもどうにかなりそうなメンバーです。私は、同じものを食べましたが、何故か元気です。
もう温室育ちと言ってはいけない気がします・・・。

このあたりから、サングラスを忘れたことを後悔しました。白っぽい石なので、照り返しでまともに目が開けられません。サングラスは必須でした。水は、500ml10LEと、10倍の値段でしか買えないので、事前に買っていくのをお勧めします。

しかし、なんと言っても観光地。何処に行っても物売りがひどいっ!! ツアーのミニバンから降りるなりポストカードやらショールなどを売ってくる。しかも、しつこい。走ってくることもザラだ。世界的に有名な観光地なのに、こんな物売り達がいたら、エジプトの印象が悪くなるし、さらに評判が悪くなるのに・・・。どこの国の人も同じことを言ってた。

王妃の谷。見た目は、王家の谷みたいです。ここに眠るのは、王妃と子供だそうです。ここも写真撮影は禁止されているので、ハトシェプトス女王葬祭殿で巨像と並んで撮ったものです。


王妃の谷は、壁画がキレイでした。白や赤、青など色が残っており、3000年以上の時を経たとは思えませんでした。最も有名なのはネフェルタリの墓ですが、見学するのに2000LE以上の入場料が要ると聞いて、入る気が失せました。100LEでも入らなかったと思いますが・・・。

遺跡も見ごたえがあったし、ツアーで知り合った人たちもいい人達でした。シュクラン。

ポチッとも頑張れる要因です。
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ルクソールに着いたよ

ルクソールに着きました。やっとです。

外国人は、22時発のアスワン行1等席でしか列車の予約ができないので、当日の午後に切符を買いに行きました。何度か人に切符売り場を聞き、やっと着いたかと思うと、FULLだと言われました。そして、24番のSleepingへ行けと言われると、24番で元のカウンターへと言われる。なんやね~んと思いながら、カウンターに行くと、330LEと言われ切符を購入できました。
最初のFULLは何だったんだ?? いちいち面倒臭いが、まぁ買えたから良しとしよう。

予定時刻に列車は来て、無事に列車に乗ることが出来ました。カイロから列車で8~9時間と聞いていたのですが、12時間かかりました。1等席は快適シートで、クーラーガンガンでした。ダウンジャケットを持って行ってたので、非常に快適でした。フリースくらいでも充分です。ホント海外のクーラーはいつでもガンガンですが、地元の人にはちょうどいいのだろうか。

ルクソールに着いて、列車から降りた瞬間から噂の勧誘が始まりましたが、仮面様顔貌でひたすら歩きました。勧誘のおじさんを無視すると、「なんでやねんっ!」と関西弁でつっこまれましたが、それさえも無視しました。すると、ものの10分ほどで宿に着き、一休みすることができました。さすが、観光地です。噂の勧誘攻めでした。

ここルクソールは、カイロより暑いです。宿の人曰く、45℃らしいですが、汗びっしょりってことはないです。やはり砂漠気候なんだろう。しかし、心配していたwifiも完備されており、申し分ないです。

ポチッが王家の谷へと・・・。
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