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6月2013

6/2 4:58に出産後、小児科受診のため母子同室開始は午後からとなりました。しかし、33歳だが出産後の血圧が150台と高値。自覚症状は何もありませんでしたが、数値だけは立派でした。ということで、今日は母子同室を延期です。日中、授乳やおむつ交換などして、夕方からだは新生児室でお預かりとなりました。

この日、生まれて8時間ほどだったので、授乳は練習のようにしかしませんでした。赤ちゃんも私もヘタ同士です。赤ちゃんもくわえてはペロペロなめる程度の吸啜でしたし、私もどうやって与えるのかコツもわからなかったので助産師さんに手取り足取り教わるのみでした。20~30分頑張りましたが、ほとんど飲むことはできず終了となりました。赤ちゃんは、生まれてくる時にお弁当を持って生まれてくるから12時間後からミルク10ccずつあげていくとのことで、新生児室で助産師さんが行ってくれました。血圧が高くて、逆に良かったです。寝不足の上、母子同室で母乳の練習を3時間毎に行っていたら、私の身も心もボロボロになっていたはずです。

翌日、血圧は依然140台と高値傾向でしたが、母子同室開始となりました。赤ちゃんが泣いたら、母乳を与える。母乳の前後で体重を量り、母乳量を計測する。母乳前後はオムツチェックし、必要時交換する。あやすなど、すべてを行うようになりました。授乳は助産師さんが何度もヘルプに来てくれるんですが、大変です。1時間毎に泣き、おっぱいをあげるんですが、上手にあかちゃんがパクッとできたと思っても吸ってくれなかったり、赤ちゃんが大きなお口を開けてくれたと思っても私とのタイミングが合わなかったり・・・3時間頑張りましたが、結局体重に表れるほど飲めませんでした。

ここで、ミルクの登場です。生後1日、生理的体重減少で2800gで生まれましたが、2594gと著しく減少したこともあり、母乳が飲めなかった場合は3時間毎にミルクとなりました。一安心でした。ミルクを飲むと、3時間ほど入眠するし、私も母乳で赤ちゃんに飲ませなきゃいけないというプレッシャーが減りました。この調子で夜中の11時ごろまでは私の中では順調でした。

日をまたいでからが大変でした。妊娠6ヶ月に2カップ大きくなったおっぱいが出産後更に大きくなり、マッサージすると噴射するほどのおっぱいになっているため、ミルクを与える必要はないと言われました。確かにおっぱいの量には問題を感じてはいなかったです。「あかちゃんは、おっぱいしかないと思ったら頑張って飲むから、練習すれば大丈夫よ。」と助産師さんに言われ、それからは1~2時間毎の授乳というか練習が始まりました。うまく飲めないから空腹が続き、毎時間のように泣きます。赤ちゃんもヘタなんだろうけど、私もヘタだから・・・。そんな風に思い出すと、明るく「おっぱい飲もうね~♪」なんて言えなくなります。もう無言に近かったです。私も助産師さんも必死になって飲ましますが、量になって表れず朝を迎えます。結構ヘトヘトです。こんな調子なら育児ノイローゼも当たり前の話だなと思っていました。

日中も授乳は続きます。泣いたら、授乳です。くわえたら離す、くわえたら離すを何度繰り返したことか・・・。

練習の成果は午後から出だしました。2g、6g、8g、18g。徐々に増えていきました。少し気持ちも上向きになり、授乳前には「頑張ろうね。大きくなって、おとうちゃんとサッカーしなくちゃね。」とか少しお話をするようになりました。それも良かったのか、何となく、吸う力が強いなぁ、あれ!? 少しおっぱいが軽くなった!?と感じた時、授乳前後の体重差が『30g』と表示されたのです。

やった~!!

思わず、ガッツポーズですっ!! 夫と一緒に数字を見ましたが、間違いありませんっ! 赤ちゃんを見て、やったね! と嬉しさがこみ上げてきました。それからは、量にばらつきはあるものの1回40g~50g飲むこともあり、ぐっすり3~4時間寝るようになりました。もう助産師さんも巡回に来なくなりましたが、授乳は自立できていました。

授乳を少し乗り越えたような気持ちでした。出産を終えて安心していましたが、授乳に苦戦しヘコみました。数日で乗り越えましたが、出産後の疲れた体にはきつかったです。授乳がうまくいくと、気分も上々でした。いろんな人に出産の報告をし、明るい報告ができるようになりました。生後3日目でした。退院まであと2日ですが、自信は出てきました。

授乳は大変でしたが、げっぷはとっても上手にできる子です。

 

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2013年6月15日 11:57 AM | カテゴリー:妊娠・出産 | コメント(0)

6/2 4:58 出産を終えました。2時間ほど分娩室で様子をみて、お手洗いを済ませて部屋に戻ってくると、赤ちゃんの居ない部屋はまだ静かでした。「ゆっくり寝て、午後から赤ちゃん帰ってきますね。」と言われ、休息をとることにしました。夫も寝不足でぐったりしていました。自宅ではプーチーが朝ごはんを待っているので、そのためにも夫は一旦帰宅しました。

夫が帰宅した後、1人で病室にいると何だか変な感じでした。出産を終えたけれど、赤ちゃんもいなく、体もそんなに疲れていないけど、ソワソワした感じだけありました。8時に朝食が来るので、それまでに1時間ありましたけど寝ることはできず、歯磨きをしたり、お茶を汲みにデイルームという部屋まで行ったりしていました。おしもが痛くて歩きにくかったですが、その程度はできる余裕はありました。めざましテレビのじゃんけんもする余裕も見せていました。

朝食が届き、お腹が空いていたことを思い出し、全て有難く頂きました。すると、ホッとしたのか1時間ほど眠っていました。

目を覚まし、ぼぉっとしてしまっていました。あぁ・・・航くんを産んだんだなぁ・・・と思ったときでした。涙がボロボロ出てきました。不安で張り詰めていた緊張が解けたのか、航くんが産まれてきた喜びなのか涙が止まりません。5分ほど涙を流した時、ちょうど妊婦検診の担当をしてくれていた助産師さんが部屋に入ってきました。すると、また涙が・・・「今頃出産した実感が出てきましたぁ。産むまで怖かったです。痛かったし。」と、担当助産師さんに告げると、「お産に立ち会おうと思ってましたけど、お産が早く進んだのを聞いて間に合わないと思ったので立ち会えなくてすみませんね。頑張ったみたいですね。すごい頑張って歩いたりしてたから、お産がスムーズにいったんだね。その分痛かったのかな。」と声を掛けてくれました。

担当助産師さんは、20週以降の妊婦検診で毎回お世話になっていました。私の通った病院は、妊娠20週以降は医師の許可があれば助産師外来で助産師による心音チェック、計測、エコー、内診、妊娠相談など1時間かけて行ってくれます。異常があれば、すぐに医師の診察を受けることができるようになってます。あくまで問題のない妊婦に限るそうです。私は、担当助産師さんとはその20週以降ずっとエコーで航くんの成長を見てきて一緒に喜び、妊娠線の予防や妊娠性痒疹、会陰マッサージなど妊娠についての相談をしていました。出産の時も休みでも立ち会いますと言ってくれていました。とても親身になってくれて、信頼のおけるいい助産師さんでした。そんな助産師さんにまた労いの言葉をもらうと安心して、またまた涙でした。出産には立ち会ってもらうことができなかったのですが、心配したらしく仕事が休みだったにも関わらず出産後に部屋まで来てくれました。頭が下がります。

少し深呼吸をして気持ちを落ち着かせました。入院期間は4泊5日。その中でちゃんと出産できたお礼を言わなくっちゃと思い、お産のことを振り返りながら、涙を流しながら、お礼の言葉を伝えました。まぁ、ほとんど自分の反省でした。いざ出産になると精神的なもろさで出てしまい、お産についてくれた助産師さんに頼りっきりだったことを謝罪し、そんな私に笑顔でゆっくり時間をかけて付き添い、深呼吸や腰をさすってくれたりしたことに感謝しました。また、何よりも誰もが初産だから時間がかかると思っていたお産がスピード出産になったが、的確に対応し安心感を与えてくれたことに感謝しました。聞くと、赤ちゃんを取り上げてくれた人は助産師3年目だったそうです。わたしがいきみたくなったタイミングを逃すことなく確認し、お産へと誘導してくれました。お産の途中で心音が下がった時も、医師に連絡し早めに医師同伴での出産となっていたそうなんですが、原因はへその緒が首に巻き付いていたそうです。そのため4分ほど航くんがしんどくなったそうですが、出産後すぐ産声を上げたので問題なく経過したそうです。ホントに感謝に尽きます。ありがとうございました。

そんな話を30分ほどすると、私の気持ちにも整理がついてきて、また眠たくなってきました。また休息をとり、午後から沐浴されたわが子と面会となりました。小さなわが子はかわいかったです。

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2013年6月13日 8:53 PM | カテゴリー:妊娠・出産 | コメント(0)

子宮口全開となり、車椅子で分娩室に行きました。心の中では、「ベッドからベッドに歩くことなく行けたらいいのに・・・。」と思っていました。

分娩室に着くと、排尿しているか尋ねられ、個室へ移動したときに済ませている旨を伝えベッドに横たわりました。すぐに内診したり、点滴をとったりしました。点滴は2回失敗されましたが、陣痛で私の体がよじれたことも原因だったと思います。不安でパニックになるかと思っていましたが、分娩室に入ってからの方が私の精神状態は落ち着いており、助産師さんに「点滴、ここでもいいですよ。」と声をかけられるくらいでした。不思議なものです。助産師さんが3人部屋におり、夫も付いているからなのでしょうか。

分娩室でも陣痛は強く、横向きに寝ていると、右隣についている助産師さんに抱きついてしまっていました。そして、助産師さんの言うがまま呼吸を整え、何度か目の陣痛時、赤ちゃんの頭らしきものがぐい~っと降りた感じがしました。思わず、「あっ!! 下に下りました。」と言ってしまいました。助産師さんも「そうですね。下に来ましたよ。それでは仰向けになりましょう。」と、誘導され仰向けになりました。

仰向けになった次の陣痛は、また更に痛みを増してましたし、今までと違い何かが挟まっている感じでした。すると、「今、痛いのといきみたいのとどっちが強いですか。」と聞かれ、「あっ! いきみたいっ!!」ちょうど、そう思ったところでした。「いきんでいいですよ。」と声を掛けられ、えっ!? いきむってどんな感じなの!? うんちする時みたいにしたらいいの? 疑問に感じながら踏ん張りました。力の限りと思いましたが、いまいちコツを掴めていなかったので、いまいちかと思っていると、「その調子っ!! 上手上手。」と助産師さん。あんな感じでいいの!? もう少しいけるよと思い、呼吸を整え次の陣痛で・・・と思っていると、さっきまで聞こえていた赤ちゃんの心拍が急に減ったように感じます。あれあれっ!? 大丈夫!? しんどいの!? と頭の片隅で思っていました。その後すぐに来ました。陣痛です。おへそを見るように頭を軽くあげ、歯を食いしばり、踏ん張りました。下腹部の方がまたまたグイグイ~っと通っていく感じがありました。それを更に2回くらい繰り返すと、「頭出たよっ!! 力抜いてっ! ファファファ・・・。」言われるがままにファを連呼しました。すると、出てきました。赤紫のような赤ちゃんがっ!? そう思った瞬間、「おぎゃ~」小さな産声でした。意外とすぐ出るんだぁ、最後あんまり痛くなかったなぁ、心拍下がってたけど大丈夫かなぁと、産まれた喜びがなく冷静に吸引や酸素濃度を図る機械を取り付けられているのをみていました。夫もぼぉーっとしていました。何だか実感がなかったみたいです。赤ちゃんの処置を見ていると外が明るくなっているのを見て、この時初めて時計を見ると、朝の5時前でした。入院から5時間弱での出産でした。スピード出産でした。

6/2 4:58 体重2800g、身長48.1cm。

赤ちゃんが出た後、胎盤がでます。助産師さんが引っ張り出したみたいで、ぬるっと出る感じがありました。それと同時に後陣痛開始です。しかし、出産のときに赤ちゃんを取り出しやすくするために、おしもにはさみを入れていたので、それを縫合する処置があり、痛みがあっても足を動かしたり出来ずでした。また、その縫合がチクチクして・・・陣痛の痛みを思えばと言いますが、それはそれです。「出産後2時間は、ここで経過観察します。」と言われ、そのままベッドで横になり、後陣痛に耐えていました。

赤ちゃんは、一通り計測など終えると抱っこさせてくれました。その時も喜びの涙は出ず、想像してたより小さいし痩せてるねと結構冷静でした。夫も出てきた赤ちゃんが紫色で少し引いていたそうです。二人とも涙なく赤ちゃんと対面し、自分達の赤ちゃんが出てきたことに不思議な感じで分娩室を退室しました。全く実感がなかったんですよね。あまりにも早く出産となったからなんだろうか。

その数時間後、出産の喜びが湧いてくるんですが、まだ5時間ほど先となります。

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2013年6月12日 4:56 AM | カテゴリー:妊娠・出産 | コメント(0)