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6月2013

6/1 23時に「パチンっ」と音がして破水をし、かかりつけの病院に入院すると、すぐに処置室に案内されました。時間はちょうど6/2 0時でした。

ベッドに横になり、NSTという赤ちゃんの心音とお腹の張り具合をみる機械をお腹に当て陣痛をチェックです。「40~50分ほどこれをつけて様子をみて大部屋に行きましょう。初産なので、出産までは平均的に18時間かかりますよ。」と助産師さんに言われ・・・「じゃぁ、今日中に産まれるかも怪しいってことっ!? 何てこった。長期戦だな。」そう思い、付き添ってくれた夫にお水を頼み、NST中付き添ってもらうことにしました。

今まで陣痛が不規則だったが、NSTをつけてからは規則的に大体9分間隔くらいで陣痛が来ていました。しかし、強さにはばらつきがあり、これが毎回同じ強い張りとなればお産へとつながるとのことでした。この時までは陣痛は生理痛くらいの痛みで、余裕で構えていました。陣痛の間、赤ちゃんに産まれておいでと気持ちを込めて、「頑張れ、頑張れ、航くんっ!」と言ったりしていました。

1時間くらいたった頃、助産師さんが様子を見に来てくれる直前くらいにびっくりするくらいの痛みが急にやってきました。「なんじゃ、こりゃ~っ!! 今までと違うっ!!」体がよじれ、目の前にあった点滴スタンドを握りしめてしまいます。1分くらいでおさまりましたが、きつかったです。これがこれから10数時間かかるのかと思うとゾッとすると思った時、助産師さんが来ました。NST上、さっきの陣痛中に赤ちゃんの心音が下がったため、もう少し長くNSTつけて様子をみますとことでNST延長です。

そこからが痛みとの戦いでした。毎回の陣痛に体がよじれます。時々、「あ~」と声が出ることもあります。NST着け始めは陣痛間隔が9分くらいでしたが、どんどん短くなる感じが自分でも分かります。7分、5分・・・あれっ!? こんなに陣痛間隔短くなるの早かったっけっ!? 夫にも確認してもらうと5分間隔でした。それに気付くと、段々不安になってくると同時に陣痛の痛みがどんどん増してきました。もう夫が支えでした。陣痛の度にさすって貰ったりして、痛みを軽減できなくても心の安心は得られました。それほど不安でした。不安は更に痛みを増強させます。体をよじってもどうしても痛く、我慢しても「ん~~っ!!」と声がでてしまう。「これで大部屋に行くと、まわりの方に迷惑だから個室にしてもらおう。」そう決めたとき、助産師さんが様子を見にきてくれました。すると、「個室に行きましょうか?」と。「夫がずっと付いててくれるっ! あ~良かった。」と何度思ったことか。

陣痛のおさまったところで、歩いて個室へ案内されました。時間は正確ではありませんが、入院から2時間弱だったと思います。個室にいってからも陣痛は強くリラックスなんて1秒もできませんでした。助産師さんから「リラックスしないと、赤ちゃん降りてきませんよ。陣痛ない時はリラックスしてくださいね。痛みが我慢できなくなったら、ナースコールしてください。」そう言われ、部屋を出て行きました。「リラックスなんてできないよ~次の陣痛が怖いよ~。」と思ってると、夫が喉が渇いたからジュースを買いにいくと言われ、「2人でこの水飲も。どこも行かんといて。」そうお願いしました。1人で陣痛に耐えられる自信は全くありませんでした。こんな状態が長く続くと夫もしんどいだろうなぁと頭のどこかで思っていても、自分の不安に負けている私には夫の存在が頼りでならなかったのです。

リラックスが必要と聞いてから、夫が「肩の力を抜いて。眉間の力を抜いて。目の力を抜いて。」と体のパーツの力を1つずつ抜くように声を掛けてくれました。ヨガの死体のポーズの時と同じようなものです。夫の声に従い、私は肩や眉間、目、口・・・と力を抜き呼吸を整えました。すると、さっきまで陣痛の間隔が5分もなくハァハァしていたのに、自分でもびっくりしますがよだれを垂らしそうになるくらい眠りに落ちそうでした。その時ちょうど陣痛が来ましたが、さっきより痛みはましに感じました。それを3度くらい繰り返した頃です。何かが下腹部の方でグーッと動くような感じがしました。すると、今までの陣痛より更に痛みが増した陣痛ですっ!! これは、ナースコールだと助産師を呼びました。すぐに助産師さんが来てくれ、診察すると子宮口全開。「お産になりますので、車椅子で分娩室に行きますよ。」と言われ、分娩室です。あれっ!? もう産むの? まだ外暗いよと思ったのだけ覚えています。時間なんて見る余裕はありませんでした。

次は、出産です。

 

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2013年6月11日 10:17 AM | カテゴリー:妊娠・出産 | コメント(0)

6/1 23時頃、寝ていると「パチンっ。」と小さく音がなったかと思った瞬間、激痛が30秒ほどありました。今まで毎晩前駆陣痛が来ていましたが、こんな痛みはなかったというくらい痛く、「これって、破水したんじゃないっ!?」と思いましたが寝ていた体勢から動いていなかったせいか水がでていませんでした。「何となく痛みがいつもと違うような気がするなぁ・・・そう思ってもいつも前駆陣痛だったりするから、気にしないでおこっと。お休み・・・Zzzz。」と寝ようとしました。しかし、やっぱり気になり、1回トイレで確認しようと起き上がった瞬間っ!!

じゃ~~~~

確実に破水です。感覚的なものもそうでしたし、目でも確認し、確信しました。

まずは、かかりつけの病院の産婦人科病棟に電話し、指示を仰ぎました。「できるだけ横になって、お風呂に入らずに病棟へ来て下さい。1階の守衛さんに伝えておきますので、声を掛けてください。」

IMG_1964
お風呂入ってて良かったと少し吞気なことを考え、用意していた入院グッツに加え、いつもの化粧水などをキャリーバックに詰め込み、夫にタクシーをお願いし病院に向かいました。病院まで徒歩で10~15分。前期破水じゃなかったら、陣痛の合間にこの距離を歩こうとおもっていましたが、破水のためタクシーです。病院との距離が近すぎて、タクシーだと1メーターです。嫌がられる距離ですよね。

妊娠中、お腹の張りが強い日にタクシーで帰った日があります。申し訳ないし、お金ももったいないと思い、乗ってすぐに1メーターだけど妊婦でしんどいからお願いしますと言うと・・・

ドライバー:「そこってすぐ近くですよ。」

私:「すみません。妊婦で今日はしんどいのでお願いします。」

ドライバー:「・・・。」

結局降りるまで無言で下車しました。それでも、近くですみませんと謝罪しました。それ以来、陣痛が来ても最初は生理痛の強いものだから歩けることもあると聞いていたので、一応タクシーの電話番号をメモしておいたものの使わない予定をしていました。

話を戻します。入院準備完了し、タクシーも到着しました。運転手さんに病院名を伝え、1メーターだけど妊婦なのでお願いしたいと言うと、この運転手さんは快くドアを開けてくれて会話してくれました。ホッ・・・怒られなかった。それ以上に親切でした。降りてすぐに病院の玄関まで付き添い、守衛さんに私の名前を伝えてくれました。親切すぎます。おつりは全部渡し、感謝感謝です。

病院に着くと、病棟から連絡があったらしく、すぐに病棟に案内されました。歩いていると、何度も破水を繰り返し、陣痛も1度か2度ほどありました。何とか歩いて病棟に行き、診察をしてもらい、破水であることを確認し入院となりました。子宮口は前回検診時同様3cm。この時点では、陣痛は不規則だったように思います。10分に1回あるかないかくらいでした。

つづく・・・。

 

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2013年6月9日 10:47 AM | カテゴリー:妊娠・出産 | コメント(0)

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