11月2015
入院して10日経過し、何とか28週を迎えることができたっ!! 長かった・・・。
入院後数日はウテメリンがバンバン増量になったが、それからは緩やかな右肩上がり。もうmax量まで4歩というところまできた。そしてまた1つ上がりそうだ。雨だから・・・。低気圧だとお腹が張るそうです。お産も増えるらしいけど、切迫早産の人のお腹の張りも増えるらしく、雨の日に増量は・・・してる。きっちり影響されている。く、悔しい。まぁ、もう次のマグセントとなる心の準備もできているので、気にしないでおこう。
入院して1週間はやはり精神的にしんどかった。ウテメリンの量が1つ上がるたびに涙が出たり、夜中眠れず涙が出たり、お腹が張りだすと涙が出たり、息子の面会後涙が出たり・・・前向きにと考えていても涙がでてしまう1週間だった。
そんな中で救世主が現れた。お裁縫です。ミシンは持ち込めないので、手縫いだけど、これが良かった。手でチクチクし、耳でお笑いを聞き笑った。チクチクだけだとチクチクしながら色んなことを考えてしまう。それを塞ぐためにお笑いを聞きたら、やっぱり面白いものはこんな時でも面白いっ! 大部屋なのについつい笑っちゃった。笑っていたら、ファスナーポーチが出来上がった。初めてにしては上出来です。
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入院中の息子の世話は夫がほぼ行えるが、問題は食事。シーチキンのパスタや豚のしょうが焼きなんかは作れるが、それ以外は・・・。という感じなので、入院中はお互いの両親が交代で泊まりに来てくれることになった。スープなんて冷え冷えになる距離に住んでいるし、仕事もしているため、負担をかけるが快く引き受けてくれた。そんなにスムーズに手伝ってくれるとは思っていなかったので、びっくりしたし、とってもとっても感謝している。食事はもちろん、やはり夫と2人の生活は寂しさがあるようなので、来てくれるだけで家の雰囲気が明るくなり、小さいながらも頑張っている息子には心強い存在となるだろうから更に有難い。そんな感じでこれから2ヶ月半、2ヶ月半無事に過ごしたい。
息子は毎日会いに来てくれる。会いにくるとベッドに上がり、私の隣で寝転んだり、テーブルの上にあるものをいじったり、ベッドのライトを付けたり消したり、時々点滴のチェック表に落書きしたりしている。やっぱり甘えたいみたいで、腕をおっぱいに見立てて「おっぱい飲んでいい?」と言って私の腕に口を当てている。ぎゅーっとしてあげると嬉しそうにしたり、嫌がったりするが本当にかわいい。励みになるよね。
そんな息子に入院のことは夫が全部話している。私が入院した夜に夜中目を覚ました息子が「お母ちゃん。」と私を探し泣いた時から、「お母ちゃんお腹が痛い痛いになったから、病院に行ったよ。」と説明し再び寝かしつけたそうです。それからも「お母ちゃん、しんどいしんどいから病院だよ。病院でネンネしてるよ。」と説明を繰り返している。すると、「ちゃーちゃん、病院でネンネしてるよ。ちゃーちゃん、しんどいよ。」と理解した様子。これをプリスクールでも言っているらしい。ちゃんと理解できたみたいで、家で甘えていた息子でしたがいつもよりいい子でいるみたいです。息子なりに頑張っているんだと思う。それがまた切ない。この間は、「○○くん、強いよ。寂しくないよ。ちゃーちゃん寂しいよ。」と言っていたそうです。私達の息子は私達が思っているより強かったです。タイガーです。
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入院して4日経過。
内服のみで様子をみるとのことだったが、ウテメリンの効果が切れたのか4時間後に再び周期的なお腹の張りがきた。4時ごろであったが再びモニタリングし、点滴が開始になった。点滴が始まるということは、更に入院は長くなることが予測され不安であったが、もう入院したんだしと少し冷静になれた。しかし、毎朝のモニタリングでお腹の張りが毎日のように周期的に起こっていて、薬はどんどん増量された。今ではmax量の2/3、飲み薬の6.5倍、ウテメリン4A21ml/h(ウテメリン200mg/day)を点滴している。お、恐ろしい・・・。もっと恐ろしいのは26週でBABYが産まれてしまうこと。これで防げているのでOKか。そう言い聞かせている。
点滴の量が毎日上がる、その度に不安になり涙が出る。点滴の量にはmaxがあり、それを超えると陣痛になりお産となりかねない。これからどんどんBABYが大きくなり、今後の薬の増量も大いにある。その中で今点滴の量がmaxになってしまっては・・・。何とかならないかと安静のためとシャワーを自らお断りしたりしたが、薬の増量はおさまらない。普通なら薬の量がmaxになってから、おトイレのための管を入れるらしいが、もうここはBABYのためと管を入れてお通じの時にしかベッドから降りない、ベッドで横になっている生活にした。そして、入院後つけていなかったトコちゃんベルトも着用した。翌日の薬の増量はなく経過。
私のできる限りのことをしようと必死です。今までのことを思い出し、あの時先生の言うことを聞いて早く休職していたら、あの時夫にあれを手伝ってもらっていたら、あの時自分の母親の手を借りていれば・・・過去のことに悔やんでいても前には進まない。悔やむことはいつでもできる。悔やんで落ち込んでいても胎教にも良くなさそうだし。夫も入院してから、私に「あの時こうしておけば良かった。」なんて責めたりしない。それは本当に有難かった。
そうは言っても、2日は涙が止まらなかった。産まれてしまうんではないかという恐怖、ベッドに寝たきりになり色んな人の世話になる情けなさ、子供にさみしい思いをさせてしまった申し訳なさ、親や兄弟が助けてくれた嬉しさ、職場やお友達など色んな人の気遣いへの嬉しさ。何がこんなに涙を出させるのかわからないけど、涙が止まらない。でも、前向きに考えるんだ。そして34週までBABYをお腹の中にっ! 1日でも長く・・・。
薬の副作用で動悸と手の震えが持続していてる。お箸で豆が掴みにくい、パソコンを打つ手が震える、寝ようとすると心臓の音がうるさい、暑くて真夏のように感じる、汗が止まらず毎日着替える。点滴が痛く腫れ、毎日点滴を刺し換える。そんなこと我慢できる。この時期には限りがあるんだよ。あと2ヶ月半。2ヶ月半頑張れば、みんな笑顔だ。
何があっても不安なことはない、Don’t be afraid! 私には夫がいて、息子がいて、親がいて、きょうだいがいて、友達がいて、今では病院のみんながいるんだ。自分の今できることをやるだけだ。Don’t be afraid! Don’t be afraid! 何度もそう言い聞かせている。
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