トレッキング2日目、Bhedi Kharkaを7時にスタートしました。
さすがヒマラヤです。初心者の私たちを苦しめるアップダウンの大きい道が待っていました。それでも頑張りましたが、やはり2人分の荷物は重く、右ひざをやられました。ヤンピンが荷物を交代してくれるという優しさと時々見えるアンナプルナやマチャプチャレが元気をくれましたが、Chhomrong(2140m)で力尽きました。
3日目。右ひざは痛かったが、ジョギングを始めた頃も膝が痛い時期があり、それを乗り越えると痛みが治まったので、自分で自分を励ましながら頑張りました。褒めてくれてもいいはずなんですが、誰も褒めてはくれませんでした。神が味方をしたのかSinuwa(2340m)でChhomrongで仲良くなったヨンと再会し、サポーターを借り、トレッキングを続行しました。私は、恵まれすぎています。こんなことがあっていいのだろうか。
サポーターのおかげでDovan(2505m)まで来ることができました。膝は依然痛く、重たいザックは、ヤンピンが背負っていましたが、富士山で高山病になったので、早めの膝の改善を願っていました。
このあたりになると、宿は1人100ルピー(120円)だけど、食事代だけで1000ルピー/dayを優に超える。それと同時にアンナプルナとマチャプチャレもどんどん近づいている感じがするが、写真を見ても迫力は伝わるだろうか・・・。
この日は、高山病予防のためにダイナモックスをChhomrongで購入し、次の日に備えることにしました。この時は、ダイナモックスに利尿作用があることを知りませんでした。この日から頻尿です。そして、時々手足がしびれましたが、もしかしてこの薬の副作用だったかもしれないと、下山してから思います。あまりに簡単に安く買えるので、少し怖いです。
夜は、満天の星で、10年ぶりに天の川を見ました。これだけでも、レーシックをして良かった。
4日目。朝起き、マチャプチャレを見て、MBC(マチャプチャレベースキャンプ)へ目指します。もう、歩くところが山の中ではなく、崖のふち? そんなところをひたすら歩きMBCを目指しました。6000m~8000m級の山々が近くにあるが迫力がありすぎて、距離感が時々分からなくなったり、足がすくんだりしました。
だんだん近づくとともに足の痛みがなくなり、重たいザックを再び背負いMBCへ。やはり、私が背負うと、行き交う人にキャラメルを貰ったり、話のネタになったりしていました。
やっと、着いたMBC(3700m)。富士山より少し低いくらいです。
高山病は、大丈夫です。一番気になるヤンピンも大丈夫でした。
いつまで見てても飽きない山ですが、ここまで来るとさすがに寒く、持ってきているフリース、ダウンなど全部着て防寒をしました。
明日は、目標のアンナプルナBCです。
ワクワクが度を越えています。
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