これがインカの石材建築です。スペインの侵略後もインカの石組みが一部残っており、町の景観をつくっています。びっちり石が組まれています。すごいです。
この近くに14角の石もありますが、12角の方が大きく存在感があります。有名じゃないのか、14角の方は観光客が誰もいません。
ペルーはボリビアの2倍の物価に感じますが、食べ物が美味しいので、長い滞在になったとしても苦じゃないと思います。ロモサルタード、アヒデガジーナ・・・結構はずれなしです。帰ってからも、ペルー料理が食べれるところがあれば、行ってみたいと思うほどです。
また、食べ物の話にすりかわってしまいました。
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11月2011
マチュピチュ観光が終わると、1泊ゆっくりしてクスコに戻りました。もちろん列車で。安く行く方法があるんですが、インカトレッキングが出来ないのであれば、ここは金に物を言わせました。
インカの時代を感じながら、ペルーレイルのスナックとドリンクサービスを頂きました。贅沢ですね。
クスコに戻ってきました。 ここは空が近いです。昼はこんな感じで穏やかな感じです。
夜は夜でいい雰囲気です。
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おらっ!
昨日の続きです。
ワイナピチュからの眺めを1時間ほど堪能した後は、下りです。急な上り坂だったので、帰りは急な下り坂です。西洋人達は、後ろ向きになって這うように降りていましたが、ヤンピンが「何でやねんっ!」とツッコンでいたので、私はゆっくりと普通に降りました。ビビリながら・・・。高所恐怖症の人は、無理でしょうね。ごっつ谷底が見えているんだもん。そう考えれば、よくやりました。
ワイナピチュから降りた後は、遺跡で昼寝です。係員みたいな人に声を掛けられそうになりましたが、「シンコ ミニトス(5分)。」と出来る妻を演じ、ヤンピンが起きたときには、きっちり報告しておきました。
奥に見える段々畑にリャマが1匹います。この後このリャマを近くで見るために、必死になりました。ヤンピンの動物好きがすぎるひと時でした。
マチュピチュには、アブみたいな虫がおり刺されるとかゆいらしいので、寝る時は肌の露出を避けたほうがよいみたいです。クスコで3度目の出会いを果たしたY君の情報により、1ヶ所も虫に刺されることなくヤンピンは昼寝をしていました。
ここは水汲み場らしいです。そして、この水は、めちゃめちゃ遠いところから水が引かれているらしく、それがこのマチュピチュに配水されているみたいです。こういう技術にはびっくりですし、この石組みの綺麗さには驚きです。神聖な場所らしきところほど綺麗に石組みされており、家らしきところなどはところどころやや適当な石組みもありました。遺跡をくまなく見て回るのは大変なので、マチュピチュがキレイに見えるところでゆっくり過ごすことになりました。
やはり、ワイナピチュをバックにしたマチュピチュがいいですね。ここだったら、17時まで居れると思っていましたが、14時くらいには帰ってきました。日差しの強さを甘くみていました。日焼け止めを塗ったにも関わらず、Ⅱ度の熱傷は否めない。土産は写真とこれになりました。
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朝4時半、起床。隣りの部屋の人も起きている様子です。みんなの気合が伝わってきます。マチュピチュには食べ物持込禁止なので、たっぷりの朝ごはんを済ませ、私たちもいざ出陣です。
朝5時半から送迎開始のシャトルバスですが、5時半に行くと、すでに長蛇の列。何度もバスを見送り、やっとバスに乗り込みました。川を渡り、400m上にある空中都市マチュピチュ、発見100周年マチュピチュへの道を登っていきました。25分ほどで入口へ到着。遺跡内にはトイレがないので、ここでトイレを済ませました。
遺跡に入ってすぐにこの景色です。
興奮が・・・とりあえず、見張り小屋というマチュピチュの写真スポットへ向かうと・・・すごいです。遺跡の全貌と奥にワイナピチュがそびえ立っています。そこに雲がかかり・・・幻想的な雰囲気です。何時間でも居れそうです。しかし、7時からのワイナピチュ登山の予約をしていたので、足早にワイナピチュの入り口に向かいました。
7時前からみんなワイナピチュの入口で待っていました。時間とともに扉が開き、チケットとパスポートチェック、名前や入山時間など記入して入るもんだかから、結局入ったのは15分後。始めは、久しぶりのトレッキングだとルンルンで歩いていましたが、ワイナピチュの中腹前から・・・上りがきつくなり、足取りも重たくなり、休憩という名の写真撮影をしながら登ること1時間過ぎです、マチュピチュが上からはっきりと見えますっ!! マチュピチュ山をバックに堂々と存在しています。
それだけじゃないですっ! このワイナピチュの上にも遺跡があります。もちろん段々畑もあります。何という建築力というか生活力というか・・・インカ人は働き者だったんだと思います。こんなところにも畑を作ってしまうんだから。だから、登ってくるのが大変なんです・・・久しぶりに汗びっしょりになりました。シャワーを浴びた後のようでした。インカの人もそうだったのか・・・。
マチュピチュは、ペルー人に発見されていたという説もありますが、ちょうど100年前にハイラム・ビンガムによって発見されたとなっていますので、今年は100周年です。100年前にこの地を見つけた時の感動はすごかったんだろうと思います。1500年代に滅んだインカ帝国が残した遺産を発見したんだから・・・
足が震えます。このマチュピチュの偉大さにだろうか、この高さにだろうか、ただの足の疲れだろうか。てっぺんから見るとよく分かります。朝バスで上がってきた蛇行した道、空中の楼閣と言われるマチュピチュが山の尾根にあること、ワイナピチュを上ってきた私の努力、その上にあるワイナピチュの段々畑・・・凄すぎます。今までマチュピチュに行った人の話を聞いたりしましたが、やはりここへ来なければ分かりません。このすごさは。
興奮しすぎたので、続きを明日にします。
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クスコからミニバスで2時間、列車で1時間半。心配していた座席もやさしい人達のおかげで隣同士に座ることができました。着いたのが、アグアスカリエンテ、別名マチュピチュ村です。しっかり観光地化されておりびっくりしましたが、ここまでの列車などから見える景色でマチュピチュへのワクワクが止まりません。インカの時代からある段々畑の跡、遺跡などがあるのが見えると、インカの時代の人々がここでも生活をし、時代を生きていたことを想像するとたまらないです。切り立った山頂付近の斜面に段々畑があったり、かみそりの刃すら通さない緻密な石組みを見ると・・・。そんな想像ばかりしていました。
列車から降りると、客引きです。久しぶりにこんなに客引きに会いました。クスコでもマッサージの客引きに1日10回以上声を掛けられますが、ここでは1分に10人くらいでした。ハイシーズンも終わりに近づき、客集めに必死なんだろうか。とりあえず、無難な宿にしましたが、湿気がひどくてあまりおすすめできないですが、マチュピチュマジックでOKしてしまいました。
マチュピチュにすぐにでも行きたかったが、入場券は1日限り。2日行こうと思うと、入場券が2枚必要なんです。3500円・・・されど3500円。なので、翌日の早朝から行くと決めて、本日はのんびりします。
アグアスカリエンテという名だけあり、温泉があります。しかし、水着を着て温泉・・・それはどうかなと入ることなく食事だけ済ませ、夜8時くらいには就寝していました。
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コパカバーナで1泊した後、インカ帝国の首都、ペルーのクスコに向かいました。国境を越えるにも関わらず、バスチケットをボリビア側でペルー分まで買ってしまいました。そんなことをしてしまったから、心配していた通りバスはボロかったです。ヤンピンの最も恐れていたトイレなしのバスで、地元のおばちゃんやおっちゃんばっかり、更に得体の知れないものを売るおばちゃんが乗り込んでくる始末。それだけでもがっかりだったのに、3時間遅れでクスコに到着。今まで時間には結構正確だった南米の移動でしたが、ここでペルー時間があることを知らされました。
そんな思いをして着いたクスコは、世界遺産に登録されているだけあってキレイなところでした。ヨーロッパに行ったことはほとんどないに等しいですが、ヨーロッパみたいです。多分・・・。ここで沈没してしまう人がいることが分かるような気がします。
ここに来たら、やっぱり見ました。12角の石、14角の石です(写真は後日)。ヤンピンは触っちゃいけないと知らなかったみたいで、「触らないで~」と日本語で注意されていました。そそっかしい奴です。しかし、こんな石の積み方をしたインカ帝国の偉大さを感じ、まだ見ぬマチュピチュがどえらいものなんじゃないかとワクワクしました。
ここクスコでマチュピチュ行きの列車を買い、マチュピチュ行きが近づいてくるとテンションは上がるものですが、私ととなりの席が取れなかったこと、窓際の席が取れなかったことでヤンピンが爆発寸前。何度もチケット売り場でお願いをしたが、席が選べないシステムだと言い張られ・・・列車の乗り場で席の交渉をしろとのこと。そんなシステムのペルーに腹を立て・・・マチュピチュ行きがキャンセルになるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、無事にマチュピチュには行くことができました。
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オラッ!
楽しかったラパス、美味しかったラパス、標高3600mを越えるラパス、排気ガスで風邪をひいてしまったラパス、珍しく買い物をしたラパスでした。そんなラパスともさよならし、インカ帝国がここから始まったというチチカカ湖です。
前日に日本食レストランのヒレカツで活力をつけ、もちろん寝る前に1人で2人分のパッキングをして就寝です。朝、時間通りにバスが迎えに来て、乗り込みました。バスで2時間ほど揺られ、ボートでチチカカ湖を渡り、1時間バスで行くとコパカバーナに着きました。
コパカバーナはチチカカ湖のほとりにある町です。チチカカ湖は3800mにある湖ですが、でかいです。でっかいだけあって、海のないボリビアの海軍基地があるそうです。ペルーとの国境もあり、ペルー側では葦で出来た島があるそうですが、今回は割愛させていただきました。
1時間半くらいゆ~っくりとボートで向かった先が、太陽の島です。インカの時代からの段々畑がきれいです。一緒にボートで来たヨーロピアンの人たちはここのきつい階段を登りきり、そこの宿で宿泊するとのことでしたが、ヘタれな私達には無理でした。景色を見るだけでもヘタヘタだったので。
上から見たチチカカ湖はとってもきれいでした。ボートからでもこの湖の透明度にびっくりしましたが。やはり空が近いからなのか、景色が素敵です。
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オラッ!
ラパスで有名なおばちゃんプロレス、Lucha libre de cholitasを観に行きました。8年くらい前にメキシコでルチャリブレを観に行って面白かったので、今回も期待大で観に行きました。しかし、ここは4000m付近なので、興奮すると少し頭が痛くなるので、興奮は2割減での観戦です。
試合開始です。面白いです。時々どっちがヒール役なのか分からなくなるくらい、どっちも変な衣装だったりします。フランケンシュタインもいましたし、おじいちゃんレスラー、インディヘナのおばちゃんレスラーなど豪華キャストです。インディヘナのおばちゃんレスラーは、もちろん帽子とひらひらのスカートで登場して戦っていました。あるおばちゃんは、客にキスをしたりと客いじりあり、マイクパフォーマンスありです。スペイン語が分からなかったので、理解できたらもっと楽しかったはずです。そして、会場が寒くなかったら・・・もっと楽しめたはずです。
試合の途中でマスクを買い、ヤンピンがマスクを被りながら観戦していました。結構似合っていたので、ファンができると調子に乗るので、アップしないでおきます。
帰りは、ラパスの夜景のデザート付です。
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オラッ!
高山病に加え、スリや首絞め強盗などの犯罪があるラパス。今まで会った人から聞いた被害の多かった国は、スペインとボリビア、ペルーです。そんな国に来てしまいました。普通に歩いていたら、いいカモにされてしまうと思い、いろんな防御を考えていました。そんな心配事が絶えないと思っていましたが、パラグアイで仲良くなったHさんと再会したことで、身の守り方も教えてもらい、楽しいラパスとなりました。
まずは、日本食レストラン「わがまま」。ここで絶品だというカツカレーをヤンピンがオーダーし、私は鍋焼きうどんにしました。ブラジル以来の久しぶりの日本食っ! 岡田准一似の店員がいましたが、そんなことよりご飯でした。
私の鍋焼きうどんは、あっさり味のうどんで求めていたものと相違なかったので、もちろん「うっま~っ!!」です。ヤンピンのカツカレーは、この旅NO.1の旨さでしたっ!! インド人もびっくりです。・・・嘘です。でも、美味しかったです。
次に、市場です。物が溢れています。花や果物、野菜、魚、肉・・・楽しくって朝ごはんを買いに行ったのに、帰ったらほぼ昼ごはんでした。買ったのは、トゥルーチャというにじますのでっかい魚です。1匹買いましたが、1日半で食べつくしてしまいました。塩焼き、味噌汁などにしてみましたが、どれも最高です。食べた後で、ここラパスに1ヶ月居たHさんの理由が少し分かった気がしました。
また、食べ物のことを書いてしまいました・・・。
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ウユニ塩湖ですんばらしい景色を見た後のバス移動は辛かった。ネパールのカトマンドゥ-ポカラ間のバス移動もガタガタの8時間だから辛かったが、今思えばマシでした。
今回は、ウユニ塩湖1night2daysツアーの後にラパスへのバス移動でした。バスのチケットは数日前に予約していましたが、当日予約していたトドツーリスモがバスの故障でお金を返金してきた。そして、別の会社のラパス行きを紹介されました。たくさんあるバス会社の中でも1番キレイでトイレ付のバスを選んだのにこの始末。腹が立ちましたが、紹介されたクルスデノルテのバスもトイレ付とのことで安心していました。
予定の夜8時に前にバスが到着してがっかりしました。結構なオンボロでした。もう仕方ないので乗り込みました。・・・乗ってからもがっかりです。出発して4時間以上がガタガタ道。しかもバスの中が暑い。喉は渇くし、暑いし、ガタガタ・・・。夜行便なのにほぼ眠れずでした。
事実上の首都ラパスに到着する何時間前には、道路もやっときれいになったのか静かなバスになりましたが、今度は体の芯まで冷えこむバス。こんな感じでラパスに着きました。到着寸前に見えたラパスの街並みがすごかったので、バス移動の辛さが0.8%軽減できました。しかし、今回の移動が1番しんどかったです。
私がこんなしんどい思いをしていたのに、ヤンピンは何故だがぐっすり眠っていました。高地に来ると、心配性が少しマシになったのかもしれません。
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