10月2011

ミロドンの洞窟へ

プエルトナタレスの近くに大きな洞窟があります。ここは1万年前に絶滅したというミロドンの骨が見つかったところらしいです。町でヤンピンがハグをしていたのは、ミロドンだったみたいです。ここに来てやっと知りました。ナマケモノみたいなやつだったらしいんですが、どうもそうには見えなかったです。

ここは、パイネ国立公園の最後に寄ったところですが、別途で入場料が要るため、ツアー客の半分しか見ていませんでした。ヤンピンは、「男はこういうロマンのあるものには金をだすんだ。」と言っていました。1人450円ほどで、思ったより大きく見ごたえがありました。


ここは、人も生活をしていたらしく、この寒いパタゴニアで生活をしていた人類の生命力の強さにはびっくりです。ウシュワイアにも絶滅した現地人がいたのを聞きました。その人達は、裸に動物の脂を塗り、海に潜って狩りをしていたそうです。調べて見ると驚くことばかりです。

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パイネ国立公園のつづき

オラッ!
プエルトモンで数日滞在しなければいけないので、もう1回パイネ国立公園のことを書く時間ができました。ヤンピンも久しぶりにブログを書いていますが、まだモロッコのことを書いているみたいです。

パイネ国立公園の見所のひとつでもある大きな滝、サルトグランデは、青白いというか何とかブルーというかきれいな水色の滝でした。自分のボキャブラリーのなさに嫌気が差しますが、綺麗だったことは強く主張をしておきます。写真はありませんが。

ここは多分、グレイ湖です。グレイ氷河から崩れた氷塊が向こうの方できれいな青色を放っています。プカプカ浮いているのがそれです。綺麗なものを見ると触ってみたくなりますが、遠すぎて触ることはできませんでした。この写真は、その悔しさでヤンピンが石を投げているわけではありません。このあたりは花崗岩でできているせいか、石ころはみんな平べったいんです。そりゃ、何段跳ねるかやってしまいます。水鏡を見ることなく・・・。

もう数日後にはパタゴニアを去ります。こんな景色とはあと数日かと思うと少し寂しくなりますが、残りのパタゴニアを十分に楽しみます。町にはアウトドアメーカーのPatagoniaがありますが、フリースを買うかどうか3日悩んでおります。着ている服が変わったら、ここで買ったフリースです。日本の半額くらいで買えてしまうので、購買意欲が・・・。

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パイネ国立公園

時間があるってだけで来たパイネ国立公園です。何にも調べてなかったので、何がパイネの角で、何が有名な湖など見所を全然知りませんでしたが、めちゃめちゃ良かったです。もう少し暖かければ、もう少し誰かからプレゼンがあれば、もう少しヤンピンが重たい荷物を持ってもいいよと言ってくれたなら・・・テントを担いでトレッキングをしていたはずです。

ここは、世界中からトレッカーが集まるとのことでしたが、多分本当です。だって、山がいいんだもの。写真だけではこの迫力は伝わらないだろうけど、凄く良かったです。行く前まで、ここ数十日パタゴニアの自然と戯れてきたから・・・なんてちょっと冷めたことを思っていましたが、一瞬で目がキラキラしてたはずです。自分ではキラキラさせていました。あれは・・・国立公園の入り口付近だったはずです。

多分、これがパイネの角ですね。何となく分かります。そういう名前してそうですよね。
この日は曇りでしたが、山々は綺麗に見えました。同じツアーのチリ人は、数日前に来たが全く何も見えなかったということだったので、私たちはラッキーだったようです。宿の主人が「パイネの天気は大丈夫だっ!」と勧めるだけありました。
この少しとぼけたようなかわいいグアナコに会いたい人は、パタゴニアへっ!!

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楽しみにしていた魚介三昧♪

アルゼンチンでチリの魚介話はたくさん聞いていました。なので、早速食べに行きました。これが、美味いっ!! カニ、貝、魚たっぷりの魚介スープですっ!! 格別ですっ!! 濃厚な魚介エキスだけでも十分な美味しさですが、その上に魚介の身を持ち合わせているという凄技です。エジプトやスペイン、ポルトガルでもこれに似た魚介のパンチがありましたが、ここチリにもありましたっ!! アルゼンチンでお肉が美味しぃ~とルンルンでしたが、やはり島国日本としては、より魚介の美味しさを好むのじゃないかと思います。一口食べて、2度目の訪問ありと感じました。
後ろにボケて写っているのは、ただの目玉焼きとフライドポテトではありません。サーモンの目玉焼き乗せです。何故目玉焼きを乗せるのか良く分かりませんが、サーモンは脂がのりにのっています。パタゴニアに来て知りましたが、サーモンは日本にも輸出しているそうです。

もう春のせいなのか、ウスワイアより北にいるせいなのか、緑がきれいです。日なたは暖かく気持ちがいいです。道端にはタンポポがかわいく咲いています。こんな気持ちのいいところで、しかもトレッカーには人気のパイネ国立公園を目の前にしてトレッキングをしなきゃ何をするっ!? ですが、トレッキングをする時間がなく、1dayツアーにしようかと悩んでおります。次の更新がパイネ国立公園だったら、ツアーに行ったということです。

チリに入ってまだ2日目ですが、チリの人は優しくてフレンドリーです。目が合えば、Hola!と挨拶し、お店の人の対応も優しさがあります。チリから来た人が「チリはいいよぉ~。」と言っていた意味が何となく分かりました。ヤンピンも恐竜みたいな熊みたいなのともすぐにお友達になってしまうくらいだから、心配性のヤンピンも私も気が緩みっぱなしです。

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15カ国目、チリヘ

オラッ!
南極行きを断念し、最南端の都市ウスワイアを発ち、チリヘ向かいました。犬に吠えられるのも慣れ、撃退法まで身につけたので、今後にこれを生かすためにもウスワイアを去りました。

オフシーズンのためか、リオグランデまでのバスはミニバン。リオグランデからは大きなバスに変わりましたが、乗客は10人強。少しさみしげですが、1番前の席を取ることができました。雄大な景色を満喫できます。

朝5時すぎにウスワイアを出発。4時間弱でアルゼンチンの国境を越え、チリに入りました。広い空に広い大地です。何時間見ても飽きず、音楽を聴きながらという贅沢な時間でした。1週間前に渡ったマゼラン海峡を再び船で渡り、計13時間ほどでプエルトナタレスに着きました。プエルト~、プンタ~、リオ~と似たような名前の町ばかりで今も混乱中のヤンピンですが、今はプエルトナタレスです。

ここにもいっぱい犬がいましたが、襲ってきません。ウスワイアで身につけた撃退法なんて必要ありません。犬に見られていると思い体がビクッとしますが、見ているだけなんです。なんて穏やかなんだ。こころなしか、犬の顔も穏やかに見えます。ウスワイアでは、放し飼いのせいか好き勝手に子供を作るからとんでもない雑種ができていました。体はダックスフントなのに顔がブルドックなやつがいたり、体は雑種みたいなのに顔がボクサーみたいなやつがいます。犬にビクビクしないだけでも、チリの出だしは好調です。少しテンションが上がり、作業中のおじさんの写真を撮ってしまいました。

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UshuaiaのおすすめCAFE

ウスワイアにあるオシャレで美味しいCAFÉです。雰囲気がいいので、ついつい長居をしてしまいます。古い雑貨、帽子、囚人服や写真など飾っています。トイレの男女の表示には、男性の下着と女性の下着。色んなものがこのお店の雰囲気を出していていい感じ。

雰囲気だけじゃなく、ここで売っているパンやケーキもめちゃめちゃ美味しいです。連日通い、5種類くらいのケーキを食べました。どれも美味しかったです。1つのケーキが2人分くらいあるので、欲張って2種類はきつい上に太ること間違いなし。ペンギンのケーキのようなメレンゲがあって美味しそうでした。

RAMOS GENERALES

Av.Maipu749
Maipu通り沿いにあり。9 De Julio通りとJuana G.Fadul通りの間
パン、ケーキ、コーヒー(9ペソ)美味しい。
Wifiあり

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最南端の都市Ushuaia

最南端の都市、Ushuaiaウスワイアです。最南端の村が更に南にあるらしいですが、都市としては、ここが最南端です。南極クルーズの起点となる所ですが、今はオフシーズンのため出航はありません。1ヶ月滞在すれば、南極クルーズに行けるらしいですが。それまで待っている時間はないので、私たちは南極のスタンプだけパスポートに押してもらいました。んん・・・しかし、行きたかった。時期が良かったら・・・。あのペンギンにも会えたはずだぁ。かわゆいペンギンに会えなかった悔しさで、家族や友達にペンギンの絵葉書を送ってしまいました。

ウスワイアの宿は、上野山荘(上野大学)でお世話になりました。名物のトゥルーチャとの出会いはなかったが、カメラ講座をしてもらったYさんとの3度目の再会、その時宿にいたメンバーとの出会い、オーナーのいつこさんから頂いたお魚と干物三昧、子羊のアサード、宿の歴史、宿泊者が少なかったですが楽しいウスワイアの宿でした。

南米ではここが最南端ですが、10月になったせいか寒さはひどくはなかったです。噂の強い風もなく過ごしやすかったが、ひとつ難点がありました。犬です。ほとんどの家で犬を飼っており、半数以上が放し飼い。家の前を通るだけで、私たちが犬達の敵かのように近くまで来て吠えまくります。1匹だけじゃないです。連鎖反応のように、数匹が吠えながら寄ってきます。時々カメラの紐まで噛んでくる始末。数日ビビッていましたが、犬なんかに負けてたまるかと石を投げるフリをすると逃げることを知ってからは、強気に歩けるようになりました。しかし、ここは犬が多いです。多すぎです。

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ウスワイアへ

9月27日
エルチャルテンからエルカラファテに泣く泣く戻りました。最後の日は、朝から曇り空でしたが、バスが出発する前にフィッツロイが顔を見せました。やはり、立派です。何といってもかっこいいですっ! このかっこいい山を風景にできるエルチャルテンが素敵ですっ!! まだまだここに居たい気持ちがたんまりあるんですが、南端の町ウスワイアに向かうためここを後にしました。1時間ほどフィッツロイを背にバスが走りましたが、どこから見てもかっこいい山でした。こんなパタゴニアがどんどん好きになっています。どこまで好きになるのか、少し怖いくらいです。ここではっきりしておきますが、浮気の域にまではいきません。

エルカラファテに戻り、1日ゆっくりしたあとは、最南端の町ウスワイア行きのバスに乗り込みました。朝3時バス停の裏で火事が起こっている時の出発でした。カラファテに着いてニュースを見ましたが、火事のことはやっていなかったので、大したことになってないと信じたいです。リオガジェゴスでバスを乗り換え、パタゴニア特有の平原と何とも言えないかわいいグアナコ、毛を刈られた羊、まだ毛を刈られていない羊、日本の牛より毛のふさふさのアルゼンチン牛と出会いながらバスに揺らました。その後は、チリへ入国し、マゼラン海峡を渡り、再びアルゼンチンに入国しました。もう、ウスワイアまでもう少しだろうと思っていると、着いたのがリオグランデ。ここからまだ3時間です。やはり移動時間が長い南米です。

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