世界遺産

100周年マチュピチュ

おらっ!
昨日の続きです。

 

 

ワイナピチュからの眺めを1時間ほど堪能した後は、下りです。急な上り坂だったので、帰りは急な下り坂です。西洋人達は、後ろ向きになって這うように降りていましたが、ヤンピンが「何でやねんっ!」とツッコンでいたので、私はゆっくりと普通に降りました。ビビリながら・・・。高所恐怖症の人は、無理でしょうね。ごっつ谷底が見えているんだもん。そう考えれば、よくやりました。

ワイナピチュから降りた後は、遺跡で昼寝です。係員みたいな人に声を掛けられそうになりましたが、「シンコ ミニトス(5分)。」と出来る妻を演じ、ヤンピンが起きたときには、きっちり報告しておきました。

奥に見える段々畑にリャマが1匹います。この後このリャマを近くで見るために、必死になりました。ヤンピンの動物好きがすぎるひと時でした。

マチュピチュには、アブみたいな虫がおり刺されるとかゆいらしいので、寝る時は肌の露出を避けたほうがよいみたいです。クスコで3度目の出会いを果たしたY君の情報により、1ヶ所も虫に刺されることなくヤンピンは昼寝をしていました。

 

ここは水汲み場らしいです。そして、この水は、めちゃめちゃ遠いところから水が引かれているらしく、それがこのマチュピチュに配水されているみたいです。こういう技術にはびっくりですし、この石組みの綺麗さには驚きです。神聖な場所らしきところほど綺麗に石組みされており、家らしきところなどはところどころやや適当な石組みもありました。遺跡をくまなく見て回るのは大変なので、マチュピチュがキレイに見えるところでゆっくり過ごすことになりました。

 

やはり、ワイナピチュをバックにしたマチュピチュがいいですね。ここだったら、17時まで居れると思っていましたが、14時くらいには帰ってきました。日差しの強さを甘くみていました。日焼け止めを塗ったにも関わらず、Ⅱ度の熱傷は否めない。土産は写真とこれになりました。

 

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空中都市、マチュピチュ。

朝4時半、起床。隣りの部屋の人も起きている様子です。みんなの気合が伝わってきます。マチュピチュには食べ物持込禁止なので、たっぷりの朝ごはんを済ませ、私たちもいざ出陣です。

朝5時半から送迎開始のシャトルバスですが、5時半に行くと、すでに長蛇の列。何度もバスを見送り、やっとバスに乗り込みました。川を渡り、400m上にある空中都市マチュピチュ、発見100周年マチュピチュへの道を登っていきました。25分ほどで入口へ到着。遺跡内にはトイレがないので、ここでトイレを済ませました。

遺跡に入ってすぐにこの景色です。

 

 

興奮が・・・とりあえず、見張り小屋というマチュピチュの写真スポットへ向かうと・・・すごいです。遺跡の全貌と奥にワイナピチュがそびえ立っています。そこに雲がかかり・・・幻想的な雰囲気です。何時間でも居れそうです。しかし、7時からのワイナピチュ登山の予約をしていたので、足早にワイナピチュの入り口に向かいました。

7時前からみんなワイナピチュの入口で待っていました。時間とともに扉が開き、チケットとパスポートチェック、名前や入山時間など記入して入るもんだかから、結局入ったのは15分後。始めは、久しぶりのトレッキングだとルンルンで歩いていましたが、ワイナピチュの中腹前から・・・上りがきつくなり、足取りも重たくなり、休憩という名の写真撮影をしながら登ること1時間過ぎです、マチュピチュが上からはっきりと見えますっ!! マチュピチュ山をバックに堂々と存在しています。

 

それだけじゃないですっ! このワイナピチュの上にも遺跡があります。もちろん段々畑もあります。何という建築力というか生活力というか・・・インカ人は働き者だったんだと思います。こんなところにも畑を作ってしまうんだから。だから、登ってくるのが大変なんです・・・久しぶりに汗びっしょりになりました。シャワーを浴びた後のようでした。インカの人もそうだったのか・・・。

マチュピチュは、ペルー人に発見されていたという説もありますが、ちょうど100年前にハイラム・ビンガムによって発見されたとなっていますので、今年は100周年です。100年前にこの地を見つけた時の感動はすごかったんだろうと思います。1500年代に滅んだインカ帝国が残した遺産を発見したんだから・・・



足が震えます。このマチュピチュの偉大さにだろうか、この高さにだろうか、ただの足の疲れだろうか。てっぺんから見るとよく分かります。朝バスで上がってきた蛇行した道、空中の楼閣と言われるマチュピチュが山の尾根にあること、ワイナピチュを上ってきた私の努力、その上にあるワイナピチュの段々畑・・・凄すぎます。今までマチュピチュに行った人の話を聞いたりしましたが、やはりここへ来なければ分かりません。このすごさは。

興奮しすぎたので、続きを明日にします。

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世界遺産のクスコ

コパカバーナで1泊した後、インカ帝国の首都、ペルーのクスコに向かいました。国境を越えるにも関わらず、バスチケットをボリビア側でペルー分まで買ってしまいました。そんなことをしてしまったから、心配していた通りバスはボロかったです。ヤンピンの最も恐れていたトイレなしのバスで、地元のおばちゃんやおっちゃんばっかり、更に得体の知れないものを売るおばちゃんが乗り込んでくる始末。それだけでもがっかりだったのに、3時間遅れでクスコに到着。今まで時間には結構正確だった南米の移動でしたが、ここでペルー時間があることを知らされました。

そんな思いをして着いたクスコは、世界遺産に登録されているだけあってキレイなところでした。ヨーロッパに行ったことはほとんどないに等しいですが、ヨーロッパみたいです。多分・・・。ここで沈没してしまう人がいることが分かるような気がします。

ここに来たら、やっぱり見ました。12角の石、14角の石です(写真は後日)。ヤンピンは触っちゃいけないと知らなかったみたいで、「触らないで~」と日本語で注意されていました。そそっかしい奴です。しかし、こんな石の積み方をしたインカ帝国の偉大さを感じ、まだ見ぬマチュピチュがどえらいものなんじゃないかとワクワクしました。

ここクスコでマチュピチュ行きの列車を買い、マチュピチュ行きが近づいてくるとテンションは上がるものですが、私ととなりの席が取れなかったこと、窓際の席が取れなかったことでヤンピンが爆発寸前。何度もチケット売り場でお願いをしたが、席が選べないシステムだと言い張られ・・・列車の乗り場で席の交渉をしろとのこと。そんなシステムのペルーに腹を立て・・・マチュピチュ行きがキャンセルになるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、無事にマチュピチュには行くことができました。

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パイネ国立公園のつづき

オラッ!
プエルトモンで数日滞在しなければいけないので、もう1回パイネ国立公園のことを書く時間ができました。ヤンピンも久しぶりにブログを書いていますが、まだモロッコのことを書いているみたいです。

パイネ国立公園の見所のひとつでもある大きな滝、サルトグランデは、青白いというか何とかブルーというかきれいな水色の滝でした。自分のボキャブラリーのなさに嫌気が差しますが、綺麗だったことは強く主張をしておきます。写真はありませんが。

ここは多分、グレイ湖です。グレイ氷河から崩れた氷塊が向こうの方できれいな青色を放っています。プカプカ浮いているのがそれです。綺麗なものを見ると触ってみたくなりますが、遠すぎて触ることはできませんでした。この写真は、その悔しさでヤンピンが石を投げているわけではありません。このあたりは花崗岩でできているせいか、石ころはみんな平べったいんです。そりゃ、何段跳ねるかやってしまいます。水鏡を見ることなく・・・。

もう数日後にはパタゴニアを去ります。こんな景色とはあと数日かと思うと少し寂しくなりますが、残りのパタゴニアを十分に楽しみます。町にはアウトドアメーカーのPatagoniaがありますが、フリースを買うかどうか3日悩んでおります。着ている服が変わったら、ここで買ったフリースです。日本の半額くらいで買えてしまうので、購買意欲が・・・。

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パイネ国立公園

時間があるってだけで来たパイネ国立公園です。何にも調べてなかったので、何がパイネの角で、何が有名な湖など見所を全然知りませんでしたが、めちゃめちゃ良かったです。もう少し暖かければ、もう少し誰かからプレゼンがあれば、もう少しヤンピンが重たい荷物を持ってもいいよと言ってくれたなら・・・テントを担いでトレッキングをしていたはずです。

ここは、世界中からトレッカーが集まるとのことでしたが、多分本当です。だって、山がいいんだもの。写真だけではこの迫力は伝わらないだろうけど、凄く良かったです。行く前まで、ここ数十日パタゴニアの自然と戯れてきたから・・・なんてちょっと冷めたことを思っていましたが、一瞬で目がキラキラしてたはずです。自分ではキラキラさせていました。あれは・・・国立公園の入り口付近だったはずです。

多分、これがパイネの角ですね。何となく分かります。そういう名前してそうですよね。
この日は曇りでしたが、山々は綺麗に見えました。同じツアーのチリ人は、数日前に来たが全く何も見えなかったということだったので、私たちはラッキーだったようです。宿の主人が「パイネの天気は大丈夫だっ!」と勧めるだけありました。
この少しとぼけたようなかわいいグアナコに会いたい人は、パタゴニアへっ!!

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Cerro Fitz Roy(フィッツロイ)

前日に雨、雪となりましたが、6時半に起きて見ると、星と月が見えるじゃありませんかっ! これは、朝焼けに照らされたピンクのフィッツロイが見れるんじゃないかと思いましたが、見えたときにはピンクフィッツロイは終わっていました。しかし、クリアーにフィッツロイが見えますっ!! あれがパタゴニアのロゴの元になったフィッツロイですっ! 湖のあるビューポイントで逆さフィッツロイも見えるんじゃないかと淡い期待を抱いていましたが、完全に凍っています。スケートはできないくらいに凍っています。こんな景色めったに見れるもんじゃないなぁと得した気分です。

この日、ビューポイントまでの道が前日の雪で凍っていました。そのおかげで小川を渡ったり、湿地を歩いても靴が濡れることなく行くことができました。歩いていると気にならなかったですが、写真を撮るのに立ち止まると一気に冷え切ってしまうほどの寒さにはびっくりです。こんなに雪がつもり、湖が凍っているんだから当たり前かも・・・。帰りは、凍っていた道がとけ、もちろん足元はびっちょり濡れてしまいました。ヤンピンと一緒に行ったYさんは、ゴアッテクスの靴だから強気に歩いていたので、こういうところではやはりゴアテックスがいいですね。

この日の前日からカメラ講座をYさんに開いてもらっていたので、写真は全てマニュアルモードで撮りました。ここではシャッタースピードは遅くして・・・ここは露出を下げて・・・など色々試して撮ったりしていました。ふわふわしていたカメラの知識が少し分かりつつあります。だから、余計に楽しくて、寒さを20%ほど忘れることができました。写真を楽しく撮りながら、フィッツロイも楽しみながらだったので、12倍楽しむことができました。グラシアス、Yさんっ!!

トレッキングから帰ってくると夕食作りです。アルゼンチンは美味しくて安いアルゼンチン牛なので、毎日ステーキを食べていましたが、ここは山奥のせいか何でも割高です。チキンやミンチを買って夕食を作ってみると、これが美味しい。Yさんとの共同作業だったせいか、めちゃめちゃ美味しかったです。食がおいしいのも楽しみのひとつですね。

次は、トーレです。天気次第ですが。

 

 

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Perito Moreno(ペリトモレノ)氷河

オラッ!
奮発して氷河トレッキングです。雨女の経歴はないのだが、朝から雨でした。朝も6時前に起きてお弁当を作ったりしていたので、少し眠たかったけれど、こんなすっごい氷河を見たとたんおめめぱっちりです。遠くから見えたときから青い大きい氷河でしたが、近くに行くと更に青さがきれいでした。迫力も満点で、氷河が崩れる時はすごい音です。静けさの中で氷河が崩れ湖に落ちるから、何とも言えない雰囲気でした。

氷河トレッキングは、古いタイプのローラースケートのタイヤ部分が6つのとげとげになったようなアイゼンをつけて行きました。古いので心配でしたが、滑って転ぶこともなかったです。初めの印象で、氷河は雪が固まったようなもんだろうから靴でも行けるんじゃないかと思っていましたが、氷河はかっちんこっちんの氷でアイゼンは必須でした。履いていなかったら、透明度が高すぎる冷た~い水溜りに落ちること105%です。

氷河は、青かったです。ホントに。きれいに青色が出ていないかもしれないけれど、私の目で見た氷河は青くきれいでした。曇り空だったから、空より青かったです。そして、大きい。これが、30kmも続いているんだから、デカイっ!! また、このでっかい氷の塊が1日2m移動しているんだからすごいですっ! 私たちがトレッキングをしている間にも15cmほどは動いていたんだと思います。スケールが大きすぎてよくわからなくなります。

私たちは寒い時期だったので、ミニトレッキングしかできなかったけれど、夏の時期だったらビッグアイスとかいうツアーに参加できるそうです。ツアー名だけでわくわくしてしまいます。

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ウルグアイ、コロニアへ

ブエノスアイレスから日帰りでウルグアイ、コロニアに行けるということで、この機会に行って来ました。1時間で行ける高速船は少しお高かったので、3時間のフェリーでのんびり行きました。

初めて船での国境越えだったので、ワクワクしました。アルゼンチンのフェリー乗り場で、アルゼンチンの出国手続きとウルグアイの入国手続きをしてフェリーに乗り込みました。サンフラワーみたいなフェリーを想像していたので、期待をしていなかっただけに、良かったです。ゲーセンみたいなエリアあり、DUTY FREEあり、軽食ありで、3時間を過ごすのに苦労はしませんでした。ほとんど寝るか読書でしたが。

古い町並みとレトロな車が見所だと聞いていた通り、石畳の町並みにクラシックカーがあり、海みたいな河口がいい雰囲気でした。インパクトの強い見所はないですが、良かったです。ちなみに、この町は世界遺産に登録されているらしいです。


ヤンピンの大好きな磯遊びみたいなことをしようとビーチに行きましたが、いきなりたくさんの野良犬に吠えられてしまったので、眺めるだけで終わってしまいました。人は優しいのに、犬は怖いです。久しぶりに犬に追いかけられている人(ヤンピン)を見ました。


7時間ほどの滞在でしたが、ブエノスアイレスと違ってのんびりした雰囲気で、とっても居心地が良かったです。

帰りのフェリーは、きれいな夕日を眺めながらというロマンチックなひと時でした。

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パラグアイの世界遺産、トリニーダ遺跡

パラグアイ唯一の世界遺産、トリニーダ遺跡です。スペイン人やポルトガル人の侵略を受けたネイティブが反逆した際に、スペイン人がここに追い詰められた歴史を持っているらしいです。そのため、このコロニーには教会などの施設も揃っていたみたいです。そのコロニー跡が唯一の世界遺産なので、そんなに期待しない方がいいよと来たが、雰囲気がよく、夜のイルミネーションは音楽と映像が更に遺跡をロマンチックなものにしていました。

夜のイルミネーションは、この遺跡の前にあるホテルに泊まったので、簡単に見れました。しかし、世界遺産のすぐ近くだから、お湯が出ない、ベッドが臭いのにホテル代と食事が高かった・・・。この遺跡の近くにはこのホテルしかないから、こうなるのだろうなと。ネパールのアンナプルナB.C.のフェディでのことを思い出しました。そんなこともありましたが、夜のイルミネーションは良かったです。イグアス移住地から一緒に来たメンバーが楽しかったことも、ここが良かった要因のひとつです。

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ブラジル側のイグアスの滝

今日は、ブラジル側のイグアスの滝です。アルゼンチン側を見たので、入場料が高いためどうしようか迷っていましたが、やって来て大正解でした。アルゼンチン側より大迫力でした。乾季なのに大雨が降ったせいか、有名な「悪魔ののどぶえ」も見れないほどの水量でした。

前日にアルゼンチン側では、いまいち発揮しなかったゴアテックスが、ここでは大活躍です。しぶきがハンパじゃないです。すんごいんです。空はあんなに青いのに、どしゃぶりの雨の中を歩いているみたいです。カメラも水没の危険から、防水カメラにすぐ切り替えました。

滝の近くまで行くことができましたが、もちろんびしょ濡れです。この後、パラグアイに行くことを知っていましたが、近づきたい欲求を抑えることはできませんでした。もちろん防水対策をしなかった足元がびしょ濡れになり、帰りのバスは寒い思いをしましたが、2年ほど滝を見なくても良いくらいお腹いっぱいです。

世界3大瀑布は、イグアスの滝、ヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝です。その中で1番なだけありました。ヴィクトリアの滝は見ていませんが。

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