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体調がすこぶる良好となりましたが、臆病者のヤンピンは日本食の次にとピザを選びました。ピザ屋さんへの往復で牛やインド人と戯れていたヤンピンは、最後には牛と同じ方向を見つめるというすご技を見せてくれました。何を思い、ガンガーの向こう側を見ているのか分かりませんが・・・。

ピザは、インドにいることを忘れさせる美味しさでしたが、ハエの量が・・・インドを一瞬で思い出させました。上流のアッシーガートにあるピザ屋さんで、タイ会ったタカさんのお勧めのお店は当たりでした。ピザだけでお腹いっぱいになり、もう一つのお勧めのアップルパイには手が出ませんでした。

この後もお腹の調子は良好だったので、次こそはインドのターリーです。たぶん・・・。

この後、宿の人の好意でライブを開いてくれました。

タブラー、シタール、サーランギなどで2時間のライブでした。音楽の知識ゼロの私ですが、楽器を弾く姿、音、雰囲気はすっごいかっこよく、いい時間でした。

インドに来た際には、聴いてみるべきです。かっこいいですっ!!!

またまたインド人のすばらしさを目の当たりにしました。だんだんいろんな人がインドのトリコになるのが分かる気がしてきました。

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初日の日本食で２人して腹痛に襲われました。インド人に炭酸がいいと聞いて、半信半疑で飲んでみると、１本飲み終わる頃にはすっかり良くなりました。腹痛という洗礼を受けましたが、インド人の優しさと腹痛の新しい対処法を知り、インド滞在は好スタートを切りました。

初めてのインドで、びっくりすることばかりです。
恐れていた暑さは、意外にも異常気象か風が涼しく、ネパールのポカラより少し暑い程度です。ラッキーなのかラピュタのように導かれたのか・・・。しかし、インドはオフシーズンで観光客が少なく、レストランも閉まっていたりしています。観光客が少ない分、レストランの回転率も悪く、古いご飯が出されたりしているらしいです。私達もそれで・・・ということなんだろうな。

バラナシのガートを歩いていると、ガンガーで洗濯をしている人、沐浴をしている人、泳いでいる人、体を洗っている人、足かせをされている人、
死体を焼いている人、流れ着いている死体、牛の水浴び、物乞い、インドを観光しているインド人、見るものに唖然としたり、びくびくしたり、和んだり・・・落ち着かないです。初めて見るものが多すぎて･･･一緒に来た男の子は、ショックを受けて「帰りたい～。」とガンガーを眺めていました。何となく分かる気がしました。

朝は、ボートに乗ってガートを見ました。前日に『ガンジス河でバタフライ』を見ましたが、このガンガーでバタフライをした長澤まさみがすごいと改めて思いました。この滞在中に私も・・・!? この聖なる河、ガンガーで。

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5月18日

朝6:30にポカラを出発し、国境の町スノウリへは、昼過ぎに着きました。2人では国境越えが寂しいと思っていましたが、前日に1人、バスストップで1人見つけ、4人で国境越えになりました。トラブルが多いと噂されている国境越えだけど、ネパールの出国手続きをさらっと終えてしまいました。次は、インドだ。意気込んで入国手続きをしていると、一緒に国境越えをする1人が何故だか役人に100ルピーを払っていました。後で聞くと、100ルピーを請求されたとのこと。これが、インドなのか。

国境越えをしてからは、4人でネパール側からタクシーでゴーラクプールまで行きました。2時間ほどで着くと、そこからは電車です。それもエアコン付きの寝台車っ！少し贅沢をしました。翌日の1:55am出発というしんどいスケジュールでしたが、みんなで待てば怖くもないし、何とかなるだろうと思って臨みました。やはり、9時ごろから眠たくなり、ブルーシートを広げて、インド人と同じように駅で寝てしまいました。1:55am、予定を30分遅れで電車が到着し、乗り込むと朝まで爆睡しました。電車も予定時刻を4時間ほど遅れてバラナシの駅に到着したので、しっかり睡眠をとることができました。インド時間が有難かったです。

バラナシに着くと、宿に向かう前にガンガーを見に行きました。これがあのガンガーです。まだ頭の中が整理つきませんが、私はすごいところに来たみたいです。ここ数日は、ここバラナシで過ごして、インドを見てみようと思います。

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