NEPAL
カトマンドゥから約7時間30分、ポカラに着いた~。
「ツーリストバスは、物が盗まれたりしないよ。」と言われたが、すべてのジッパーなどにキーをかけてバスへ乗り込み、着いたら・・・
んっ!? スーツケースのキーが外れているっ!?
まじかよ~と思ったが、そんなこともあろうかと思い、そこには本と歯ブラシ、空のカメラバックと諸々。
そして、な~んにも盗られていませんでした。
多分、開けたはいいが、しょーもないものだったから何もとらなかったんだろう。
実は、その中に、防水カメラがあったのにっ!
何はともあれ、良かった。
しかし、カトマンドゥ~ポカラのバスは、よく揺れました。
あれっ!? アスファルトで舗装してるやんなぁ?と、何度か道路を見ましたが、舗装されていたし、Highwayでした。
温室育ちの私は、始めはイライラしましたが、いつのまにか普通の声で歌っていても迷惑にならないことをいいことに、歌いながら揺れを楽しんでいました。その揺れのせいでカメラのレンズキャップを車内で落としてもなかなか見つけることができなかったのですが、やさしいネパール人が探してくれました。ダンニャバード(ありがとう)。
まだ、ヒマラヤは見れていないです・・・。
旅行会社でカトマンドゥの地図をもらい、歩いて行けるというネパール最古の寺院、スワヤンブナートに行ってきました。
歩いて30分と言われていたが、1時間ほどかかったように感じるほど遠かった。やっと着いたかと思ったら、400段ほどの階段攻めときたもんです。負けず嫌いのど根性で登りきりました。
すると、やはりがんばった甲斐がありました。
ほこりでいっぱいのカトマンドゥの街が一望です。やはり首都だけあって大きい街ですね。
スワヤンブナートは、ネパール仏教寺院らしい。そんなことも知らずに行ってしまいました。
仏塔には仏陀の知恵の目が四面に描かれています。また、この仏塔の周囲にはチベット仏教の特徴のマニ車(赤ちゃんのガラガラみたい)が並んでいて、マニ車を回しながら仏塔を一周しました。
マニ車には経文が巻かれているらしく、回した文だけ真言を唱えた功徳があるらしいので、回してみました。最後までガラガラにしか見えませんでした。
スワヤンブナートの途中で、面白い絵を見つけましたが、よく見ると地震の絵でした。
3時間ほどの空の旅で、ヒマラヤ山脈が見れるという情報を盗み聞きしました。
世界一の山脈ですよっ!
興奮を抑えきれず、ガラガラの機内をウロチョロし、座席を譲ってもらったりして、やっとの思いで見ましたが、持ってるカメラのレンズが30mmでした・・・。米粒より小さくでしか写りませんでした。しかし、この目ではっきりと見たので、こりゃ~トレッキングして見に行くしかないですね。
KATHMANDU(カトマンズ)に着き、これまでに乗ったことのないオンボロタクシー、天空の城ラピュタに出てくるオンボロ車よりオンボロ車に乗りましたが、無事に宿に着くことができました。
街は、ほこり?砂埃?排気ガス?で空気が随分汚いですが、カンボジアで鍛え上げられたので、何の支障もなく、高地の気候で比較的快適です。14時間の計画停電以外は・・・。
それよりも、かわいい雑貨がありすぎて、方向音痴のヤンピンより方向音痴になってしまいました。
女の子にとっては、テンションの上がる国ですね。買い物嫌いの私でも、1時間くらいは買い物に熱中できそうです。