悪魔の町として恐れられるデリーにリシュケシュから動力不明のおんぼろバスに揺られて朝の4時に到着しました。
デリーにまつわる悪魔のエピソードは数知れないため、旅なれている感じは、まま見受けられると噂されるヤンピンも多少の緊張感をもっていました。しかしリキシャーと交渉し、メインバザールに足を踏み入れても、なんとなくあぶない雰囲気はありませんでした。
ナミいわく、ヤンピン様の尊い汗が聖水の役割を果たし、悪魔たちが近づくのを防いでいると言い出しでききませんでした。
そうなのかと思いつつも、お目当ての宿が満室だったので、昼まで違う宿でおねんねし、再度お目当ての宿にチェックインしました。
ここはなかなかの高級宿で今後もこれ以上の宿はないと思うぐらい高級宿でした。
なんせ、エアコン、冷蔵庫つきなのです。さすがにお値段のほうも少々しましたが、ナミさんがオッケーしてくれたので胸をなでおろしました。タフガイのナミもさすがに参っているみたいです。いつも歩けば汗をかいているのでわかりづらいのですが、やっぱりあつかったみたいです。
ご飯もほかのインドの都市よりもお高めですが、ナミのお許しを得ながら、おいしく食生活もこなせ、トラブルも何もなく、すごすことができました。
デリーは飛行機でインするとトラブルが多くて有名ですが、最近は地下鉄もできて、なんだかかなりすごしやすいところに変わってきてるみたいです。
お金もってもう一回きてもいいなと思えるほどにデリーは変わってました。
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インド
アーグラーは8年ぐらい前にいったことがあります。
デリーから日帰りで行くために、列車のチケットを購入し、駅に向かいました。
しかし、いくらまっても、列車はきません。12時間おくれました。
だからといってはなんですが、今回はバスで行こうとナミに強く提案しました。
インドをすっかり気にいってるナミは列車でいきたいと地団駄踏み出しましたが、ここはハズバンドとして力でねじ伏せました。インドの野良犬のような目でこっちを見ていましたが、男気あふるる態度で一喝して、バスで行くことに賛同させました。
早朝から、「インドにしては」という言葉はついてきますが、いいバスに乗り込みました。
ミネラルウォーターまでいただき、ナミのトイレトラブルなどありましたが、無事にアーグラーに着きました。
まずはアーグラー城に舌鼓を打ち、次はいよいよ真打のタージマハルです。
思い出せば8年前、タージマハルの入場料が外国人だけやけに高いので、インド人専用のチケット売り場で
「アイム インディア」というと、めちゃくちゃでかいインド人の警備員みたいな人に首根っこつかまれて放り出された記憶がよみがえってきました。
今回はちゃんと外国人として入場しました。やっぱりめちゃめちゃいいです。ここはあまり知名度の割には評価されてない気がしますが、僕はすごい好きです。おもってたよりおおきい!二回目の感想も一回目の感想も同じでした。
でもやっぱりだめでした。あまりの暑さに、あまりゆっくり見れませんでした。
おかしすぎる暑さです。おしっこしたいと脳がいってるので、トイレにいくんですが全然でないんですもの。
こんなことってありますか?たぶん、おしっこになるはずの水分が、途中でタマタマとかチンチンの汗になってしまうんでしょうね。レディにははしたない話で申し訳ありませんが、あまりにも不可思議な現象なのでお伝えするのがよろしいかとおもいまして。暑さゆえのことなのでおゆるし願いたいです。
というわけで、インドももう終わりです。さびしい気持ちもありますが、暑くないところにいきたいです。
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インドにきた大きな目的のひとつにヨガをすることがありました。
それは、話せば2,3分かかるため、ざっといってしまうと
まあ、心の病に悩ませれたヤンピンが日本でひょんなことからヨガに出会い、劇的に体調を回復させることに成功したのがすべての始まりでした。旅に出るちょっと前だったので、これはヨガの聖地、リシュケシュに行くしかないと意気込むのも無理はありませんでした。
そのときはしらなかったのです。インドが夏だということに。
リシュケシュに行けば、ヤンピンの謎のメンタルプロブレムは直ると信じて疑わなかったのです。
念願のリシュケシュについてみて、想定外の暑さに、すぐある想いが脳みそのしわしわを駆け巡りました。「ヨガどころじゃねぇ」
でもためしにヨガにいってみました。確かにいい先生でした。
しかし体調は悪化しました。もちろんメンタルの部分で。
ヨガがいいのは確実なのですが、なにぶんヤンピンは暑さに弱いのです。
汗をかいてることにすら気づけないほど、汗が当たり前になっています。
ハエがやたらとヤンピンにたかってくるため、もしかして死にかけているのかもと思わせるほど思考は衰えていました。こうなっては逆効果です。
もっといい時期に修行にこようと、あっさりヨガ終わりにリシュケシュからデリー行きのバスチケットをゲットしました。このバスもなぜかキャンセルされ、とんでもないローカルバスでデリーに向かうことになりました。すごいバスでした。動力は不明です。わずか250kmを8時間くらいかけていきました。
それにしても暑いです。リシュケシュは暑くないとインド人はのたまっていましたが、有名なヨガの先生はヨーロッパに避難したみたいです。蚊もいなくなるほどの暑さだから仕方ありませんね。
この旅でいろいろ自分の問題について、ヒントを得てきましたが、ヨガの考え方に少しでも触れれてよかったと思います。自分の身体や、思考、行動などにいろいろな気付きがあります。自分の少しの変化に気付くということがこんなにも重要で意味のあることだとは知りませんでした。知ってるようで、自分のことがまだまだわかってないんだとヨガを通して強く思わされました。
この旅の目的のひとつだったヨガを通して、自分の問題を解決する作業は、旅中しかり、今後の人生を通してしっかりやっていきたいと思います。
今回は縁がありませんでしたが、いつかまた戻ってきたいなと強く思います。
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