モロッコ

チリからモロッコ日記Ⅴだよ

フェズという街が良いとか言う噂を聞いたことがあるのと、ロストバゲージのせいで時間ができたのでスペインに格安航空券で飛ぶために行ってきました。

しかし、この街の恐るべき暑さに一気にやる気を失い、涼しくて綺麗な町だと噂のシャウエンにすぐさま行くことに相成りました。

この街がまた白くて水色で非常に綺麗な作りの街でした。何より宿が涼しくて快適なので、我々はこの街を好きになりました。只、歩いていると執拗にいけないブツを進めてくる人がいてなんだか怖いと思ってたのですが、この街はそのいけないブツで有名なところだった見たいです。



しかし、そんなことは露知らず涼しい宿でのんびりしていました。とにかくフェズは暑いため、スペインに飛ぶぎりぎりまでここでのんびり時間をつぶしていました。

宿ではやんちゃな人たちがうるさかったりしたので、いらいらもしましたが、もちろんいい人もいて、強引にトレッキングに誘われました。その中で、失礼ながらやたらと露出が高く、目立つ女性がいました。僕はてっきりいけない人だと思っていました。目をどこにもっていっていいかわからないほどです。でもその女性はロンドンの小学校教師でした。めちゃくちゃいい人でした。露出度と人間性は一切関係がないことを学びました。色々話が聞けて楽しかったです。小学校の生徒にも話を聞いてみたいです。

と書くと僕の英語力がすごいと思われそうですが、僕は雰囲気ですべてを悟っただけです。

このトレッキングは僕ら以外全員ヨーロピアンだったのですが、トレキング開始10分以内には誰も僕に目を合わせて話すことはなくなります。僕が異常なほど英語がしゃべれないことに加え、見た目のちんちくりんさで、かなり早めにこの二人のリーダーはナミだと思われるのです。全部ナミにしか話しかけません。僕には笑顔だけです。ごまめです。僕は皆の会話をへらへらして聞いてるだけです。僕はここにいるよ



まあ、結構楽しいトレッキングでした。

次はスペインです!

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チリからモロッコ日記Ⅳだよ



いい加減、日記を書けとのご指摘が二件発生したので、書こうと思います。

モロッコ最大の目的である砂漠を堪能したヤンピン一行はロストバゲージの件もあるので、マラケシュに戻ることになりました。その途端、バッグが見つかったとの報があったので、カサブランカに向かうことにしました。実際見てみるまでは本当に見つかったのか心配でしたが、カサブランカで涙の再開を無事に果たすことになりました。これで久しぶりに全員があつまったのです。パワーアップしたヤンピン一味は、ここでトルコで知り合ったモロッコ人『フー』にコンタクトを試みました。彼とは、そんなにトルコでも何かしたわけでもなく、只ほんとに宿であって、モロッコに来た時には連絡してくれとの話ぐらいしかしていませんでした。なので僕らも会えればうれしいなぐらいな感じで連絡を取ったのですが。色々カサブランカを案内してくれました。



彼の妹や、親戚たちと色々見て回りました。フーは用事でどっかいったので、女ばかりになりました。

しかし、ナミを入れたこの女3人組はなぜか、かなりなかよさそうに手をつないだり三人でガールズトーク的なことを繰り広げていました。まるで僕などこの世に存在しないかのように…最初はニコニコ楽しそうな三人組を写真撮っていたのですが、あまりのシカトっぷりに笑顔が引きつってきました。こんな感覚いつ以来だったでしょうか。

いくら僕がなんとなく言われてみればOLに近いところもあるんじゃないかと噂される男といえども、まったく相手にされませんでした。恐るべしはナミです。完全に大学生に混じったおばさんだというのに、そのことには気がついてないかのような振る舞いをしていました。



後は海岸で遊びました。このころになるとようやく皆が僕のほうを見るようになりました。「生きてる」僕はここにいるよ。僕は笑顔で彼女たちを見ました。写真撮ってって言われました。



夜になって、その辺の子供たちとサッカーをしました。全員僕の華麗なドリブルで置き去りにしました。ヒーヒーゆっていたので、許してあげました。

フーがだいぶ遅れて迎えにきたので心配になりましたが、夜のモスクは綺麗でした。

フーたちをまた会う約束をして、次なる目的地フェズに向かいました。

見所は正直あまりないカサブランカですが、非常に楽しい日になりました。

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アルゼンチンからモロッコ日記Ⅲだよ



やってきました!サハラ砂漠!

夜についたにもかかわらず、恐ろしい暑さでした。宿の室内の気温は42℃をマークしていました。暑すぎてかいた汗が蒸発し、汗を見ることがありませんでした。ツインのトイレシャワーつきの部屋を取ったにもかかわらず、ほとんどの時間を部屋で過ごすことはなく、寝るときは屋上でねました。でもとても気持ちい体験でした。

次の日は地獄の暑さの昼間を耐え抜き、翌日からの砂漠ツアーに備えました。

本当は3泊くらいのツアーに申し込む予定でしたが、あまりの暑さに恐怖し、一泊だけにすることにしました。



一人一匹ずつのらくだちゃんがあてがわれるのですが、僕のらくだちゃんは「ボブ・マリー」という名前のついたらくだでした、見た目にはお世辞にもきれいだとはいえませんが、やたらと鳴くのが特徴的でかわいいやつです。ナミのらくだの名前は「ジミヘン」でした。特徴は特にありません。鼻をさわると嫌がります。

砂漠の中をひたすら進むのは楽しかったのですが、らくだの背中に乗ってるのは結構しんどいものでした。目的地に着くやいなや、猛烈な便意が襲ってきました。

 しかしここは砂漠。トイレなんて無論ありませんし、物陰すらありません。絶対にお尻を拭いてるところ、いや!性格には拭いた紙をチェックしているところを見られたくありません。

かわいいヤンピンがうんこするなんて誰も思っていないでしょうし、みんなの夢を裏切ることはできません。なみはヤンピンがうんこなんてしないと思ってるのですから。

そこで僕は、皆の隙をついて、砂漠の地形の起伏を計算し尽くした絶妙のポジションに移動し、そこですかさず砂漠の土にうんこをしました。あとは、何食わぬ顔で皆のところに颯爽と戻り事なきを得ました。

後はご飯を食べて、砂漠で満点の星を見ながら寝ました。気持ちよかったです。

帰りはあっとゆうまでした。

満足感と使い終わったティッシュをポケットに忍ばせ宿に戻りました。



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